皆さま、戦国絵巻をお読み下さいましてありがとうございます。 わたくし、織田信長さま第一の小姓、森蘭丸@ranmaruikusaにございます。
ここよみうりランドにて、四月から一年間に渡って開催されるのがこのチャンバラ戦国史–体感!関が原への道-にございます。月1回、計12回の合戦を通して、戦国時代をまるまる体感できてしまいますぞ! そして蘭丸は、一年間を通して皆さまのご案内役として、毎回の合戦のレポートをさせていただきます。どうぞよろしくお願い致しまするー!
第7回目は、小牧・長久手の戦いにございまする! 織田信長さまのご子息を巡る争いを背景に、後に天下人となる豊臣秀吉さまと、これまた後に江戸幕府を開くこととなる徳川家康さまという、戦国三英傑が複雑に絡み合う、戦国史上でも特に重要な戦いにございまするぞ!
史実では、いくさの上では徳川家康さまが勝利、しかしその後の作戦で豊臣秀吉さまが利を得たというこれまた複雑な結果に終わったこの戦い、……さぁ、こたびはどうなってしまうのでしょうか!
ではでは、さっそく小牧・長久手の戦いの様子を見ていきますぞ!
「小牧・長久手の戦い」とは?
時は1584年、織田信長さまのご子息である織田秀信さまと織田信雄さまは、兄弟でありながら信長さまの後継者を巡り対立を深めておりました。最初に実権の掌握に乗り出したのは次男の信雄さま。三男であった信孝さまを滅ぼし、織田家を自分のものにしようとしました。
それに反発したのは長男の秀信さまと、彼を応援していた豊臣秀吉さま。一方の信雄さまは、徳川家康さまを味方につけ、ついに挙兵。ここから二者は八か月にも及ぶ長い戦いを行うこととなりまする。
これは事実上、天下統一をもくろむ秀吉さま、家康さまの戦いでありました。どちらも信長さまに寵愛された武将であり、まさに切れ者。織田家の覇権争いに乗じて天下統一に乗り出したのでございます。
史実では、いくさの上では徳川家康さまが勝利したと言われておりまするが、なんと秀吉さまは、いくさでは勝てないとわかると、家康さま側だった信雄さまと単独講和、つまり仲直りをしてしまいます。これにより、家康さまは秀吉さまと戦う大義名分を失ってしまい、兵を引き上げるしかなくなりました。
つまり、家康さまは試合に勝って勝負に負けた形になってしまったのでございまする。
しかし秀吉さまはあえて家康さまを生かし、その力を自分のものにしようと画策していくのでございました……。
うーーーーーーーーむ。複雑!!!笑
内容だけ聞くとかなり難しい話に聞こえてしまいまするが、信長さまの後を巡って、秀吉さまと家康さまが争ったという、戦国三英傑が揃い踏みとなるものすごいいくさなのでございまするぞ!
となれば、どんないくさになるのか楽しみでございまするなぁ……!
此度のいくさも雪刃登場!
こたびも前回に引き続き、侍円武 雪刃(クリックすると雪刃の皆さまのホームページに飛びまする)の皆さまが豊臣軍、徳川軍の武将の魂を宿して登場いたしました!
今回登場した武将は全部で10名! いよいよとんでもない数になってまいりましたぞ。笑
ではでは、そんな雪刃のみなまも含めた今回の武将さまたちを紹介していきましょう!
さっそく武将紹介
まずは豊臣軍総大将、豊臣秀吉さま。
やさしく、ユーモア溢れる天下人にございまする! さまざまな奇策と武勇で、此度のいくさを盛り上げてくださいまするぞ!
そして徳川軍総大将、徳川家康さま。
平和な世のため、練り上げられた作戦と、時に大胆な攻撃で豊臣軍を脅かしまするぞ!
そんな二人の配下として獅子奮迅の働きを見せるのが、以下で紹介する雪刃のお侍さまたちでございまする。
まずは豊臣軍、森長可さま。
なにを隠そう蘭丸の兄でございまする。鬼武蔵と呼ばれたかなり破天荒なお侍。……こたびは問題を起こさなければ良いのでございまするが。
そしてもう一人の豊臣軍の武将、池田恒興さま。
虎視眈々と戦況を見つつ、兄上にも劣らないその武勇で戦場を駆け回りまする!
一方の徳川軍一人目の武将は、本多忠勝さま。
徳川四天王の一人にして、戦国最強と恐れられた猛将。いくさにおいて傷一つつかなかったと言われるその強さをこたびも発揮してくださるのでしょうか!
そしてもう一人が井伊直政さま。
こちらも徳川四天王の一人にして、井伊の赤鬼の異名で知られる武将でございまする。風のように戦場を華麗に舞いまするぞ!
そして、そんな両軍の武将のほかにも雪刃からこんな武将(?)が……。
フランシスコザビエルさま。
いやあなた宣教師では⁉
と、とにもかくにもこたびは時に豊臣軍、時に徳川軍として戦う様子……これも布教の一環?
そして雪之丞・セバスティアン・刃さま。
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な、なんだこれは。
なんでも雪刃のマスコットキャラクターらしく、応援に駆けつけてくださったのだとか。みごとなアクションを披露してくださいました。
武将……なのかなぁ。ちなみに愛称は雪刃さん。
ちなみにおなかには、友達のしらたまさんがおりまする。
そしてそんなやたらと個性豊かな武将たちをまとめるのが、
オレンジの陣羽織でばっちり決めた、おなじみ元親どのと、
相変わらず写真写りが悪いわたくし蘭丸でございまする。
……覚えられましたかな?笑
たくさんの武将と大いくさ!
これだけたくさんの武将が登場するとあれば、いくさは盛り上がること間違いなし!
お侍さまたちも今か今かといくさの時を待ちわびておりまする!
おっと、さっそく秀吉さまとその配下の方々が到着されましたぞ。
秀吉「うっきーーーっ!天下のため、みんな武功をあげるんじゃーーっ!」
さすがは秀吉さま! 秀吉さまのお言葉に、お侍さまたちの士気も高まっておりまするぞ!
おっと、つづいて家康さま御一行も到着されたよう……!
家康「いまこそ、天下に足を踏み出す時である!」
家康さま……重厚なお言葉に蘭丸は感服でございまする。
さあ、いよいよいくさの時が近づいてまいりましたぞ!
皆の者! 刀を上げよーーーーーーーーーっ!
いくさ、開始ーーーーーーーーーーーーーっ!
さっそくどりゃーーーっと駆け出すお侍さま!
恒興さまと対峙!
視線の先にいるものは……。
おおっ! 大人のお侍さまに果敢に飛び込んでいきましたな!
直政さまも疾風のごとく駆け出しまする!
兄上もすごい勢いっ!
ってやられてるーーーーーーーーーーーーーーーっ!
恒興さま! 蘭丸、兄上の仇をとりまする!
忠勝さまはいくさ中でもこの笑顔。さすが最強の武将にございまする。
そんなこんなで前半戦終了!
さあ、続いて小牧長久手特別ルールでの合戦でございまするぞ!
歴史を再現せよ!小牧・長久手特別ルール!
さあ、最終決戦を前に、秀吉さま、家康さまの双方がなにか話されてますぞ……!
秀吉「家康は強敵じゃが、わしにはおみゃあらが付いているから余裕じゃのう。それに、恒興と長可もおるしな。はっはっはっ!」
家康「豊臣軍の池田恒興、森長可は強敵だ……、しかし、逆に奴らを倒せば豊臣軍は敵ではない。彼らを真っ先に討ち取るのだ!」
な、なんと! 史実では恒興さま、そて兄上がやられたことが豊臣軍にとって大きな痛手となったと言われておりまするが、こたびはそれを再現するというわけでございまするな!
というわけでここからは小牧長久手特別ルール。
徳川軍は、命を一つずつ付けた恒興さまと兄上を倒したら勝ち。豊臣軍は命を二つ付けた家康さまを倒したら勝ちでございまするぞ!
さあ、それでは皆の者、刀を上げよーーーーーーーーーーーーっ!
いくさ、開始ーーーーーーーーーーーーっ!
素早い刀裁きの欧州!
あーーーっと! なんと忠勝さま討ち死! 戦国最強にして傷一つ負わなかった男がついに敗れましたぞ!
じりじりと詰め合う両者……!
今度は恒興さまが打ち死! 悔しそうな表情……!
そしてついに……!
わが兄、長可打ち死!
ということで徳川軍の勝利でございまするーーっ!
見事歴史が再現されました! しかしながら豊臣軍も実に素晴らしい戦いでございましたぞ!
ちなみにバトルロイヤルを制したのは……。
この幼きお侍さま! 見事でございました!
ちなみに
こんなこともしていました。
乗馬マシンに乗って弓矢で扇を打つやぶさめ射的!
家康さま、かっこいいでございまする……!
秀吉さまもよい表情……!
というわけで皆さま、本日も良いいくさでございましたっ!
小牧・長久手の戦い無事終了!
たくさんの武将と盛り上がった今回のいくさも無事終了!
チャンバラ戦国史はまだまだ続きます。一年を通して戦国時代が体感できますぞ! ちょっとした時間つぶしから本日のメインイベントにまで! そんなチャンバラ戦国史にぜひお越しくださいませ!
よみうりランドでの最高の思い出になることは間違いなしでございまするぞ!
それでは次回の合戦でお会いいたしましょうーーーっ!