皆さま、戦国絵巻をお読み下さいましてありがとうございます。　わたくし、織田信長さま第一の小姓、森蘭丸@ranmaruikusaにございます。

 

 

ここよみうりランドにて、四月から一年間に渡って開催されるのがこのチャンバラ戦国史–体感！関が原への道-にございます。月1回、計12回の合戦を通して、戦国時代をまるまる体感できてしまいますぞ！　そして蘭丸は、一年間を通して皆さまのご案内役として、毎回の合戦のレポートをさせていただきます。どうぞよろしくお願い致しまするー！

 

第2回目は、かの有名な川中島の戦い。甲斐の虎、武田信玄さまと越後の龍、上杉謙信さまという、戦国史上最も天下に近かったと言われるお二人が直接対決をした戦いでございます。

 

ではでは、さっそく桶狭間の戦いの様子を見ていきましょう！

川中島の戦いとは

 

1560年のこと、かねてよりにらみ合いを続けていた武田信玄さま、上杉謙信さまが激突した大規模ないくさがございました。軍略家として名高い信玄さまの奇策と、戦いの神の生まれ変わりと言われる謙信さまの猛攻がぶつかり合ったのです。

 

史実では引き分けに終わったこのいくさ。さあこたびはどちらが勝つのか！　歴史が覆る瞬間が目の当たりにできますぞ！

天気は快晴！

雨だった前回とは異なり、今回は快晴！　しかもゴールデンウィークということもあり、運営役のテンションは最高潮。

 

もちろん、武将のお二人も気合十分なのでございまする。

 

 

いくさが待ちきれず、はやくも一騎打ちを始めてしまうお二人。お二人ともっ！　気が早すぎますぞーーーっ！

 

 

暑さをものともせず重装備の信玄さま。さすが歴戦の強者にございまする！

 

 

こちらは謙信さま。凛々しいお姿。

 

……おや、この謙信さま、どこかで見たことがあるような……？

 

巷では、

 

「蘭丸に瓜二つ」

 

「え？双子？」

 

「目つきが怖いところがそっくり」

 

「ていうか蘭丸じゃねーか」

 

などと噂されているようですが、もちろん蘭丸と謙信さまはれっきとした別人でございます。顔はおろか、刀の構えまでそっくりでございますが、別人でございます。ほんとでございます。

 

夜中の蘭丸秘話。
蘭丸には刀を持った状態で写真を撮られると、ついとってしまう構えがございます。
これは、大好きなクロノトリガーというゲームの主人公の構えから着想を得た蘭丸流の構えなのでございます。 pic.twitter.com/ZHokeFGUAd

— 蘭丸@チャンバラ合戦-戦IKUSA- (@ranmaruikusa) 2017年6月15日

 

構えがそっくり。

続々と集まるお侍さま

 

天候も味方してか、前回以上にお侍さまが集まってきております。蘭丸、感激にございます！

 

 

 

参加者特典の紙カブトも大人気にございまするな！

 

 

良い笑顔！　似合っておりますぞー！

 

さあさあ、お侍さまも集まり、いよいよいくさが始まりまする！

いくさ開始！

 

今か今かといくさの時を待つお侍さまたちの前に、本日の合戦MC、月姫さまと元親どのが登場いたしました！

 

 

気合十分な元親どのですが、月姫さまはお手洗いのあとに手を洗わない元親どのが嫌な様子……微妙に距離が開いておりまする笑

 

そんなお二人を尻目に、謙信さまのご登場でございます。「大きな声で我の名を呼ぶのだ！」とちょっとノリの軽い謙信さまが現れましたぞ。

 

 

謙信「我こそ戦いの神、毘沙門天の生まれ変わり。さあ、大きな声で勝どきを上げるぞ！もちろん参加するからには大人もやるのだぞ？」

 

威厳のあるお言葉を言いつつも、どこかお笑い芸人のような軽さのある謙信さま。これは余裕の表れでしょうか……！

 

謙信さまがお侍さまたちを鼓舞すると、続いて信玄さまの登場です。月姫さまが信玄さまをお呼びになられますぞ！

 

 

月姫「信玄さま～～～」

 

 

信玄「はやき風のごとく、しずかなること林のごとく、侵略すること火のごとく、動かざること山のごとし……。おぬしら、わしとともに戦うのじゃ！」

 

なんとも猛々しいお姿……。お顔を隠されておりますが、真紅の甲冑に違わぬ熱き闘志があふれておりまする。

 

この戦い、どちらが勝ってもおかしくありませんな！

 

さあ、お二人が登場されたところで軍議開始でございます！

 

 

 

両軍ともに綿密な作戦をたて、気合も十分。

 

それでは皆の者、いくさが始まりますぞ！刀をあげよーーーーーーーっ！

  

 

いくさ、開始ーーーーーーーーーっ！

 

 

どどどどどーっ！

 

おおおおおーーっ！　本日も大迫力の大いくさ。蘭丸、今回も感服いたしましたっ！

 

 

残念ながら命が落ちてしまった者は応援団に。応援にも熱が入りまする。

 

 

大迫力の夫婦対決……！笑

 

今後、家庭でのケンカはチャンバラで解決してくださいませ！

 

こうして一回戦、二回戦が終了。甲乙つけがたい素晴らしいいくさにございまする。前回同様、三回戦は特別ルールでございます！

川中島ルール

史実では、強敵である謙信さまを倒すために、信玄さまはある作戦をとったと言われております。霧の濃かった川中島で、軍を二つに分け、後ろから謙信さまたちをつつきだし、そして前からも攻撃することで、挟み撃ちにしたのです！

 

これがまるで、キツツキが木をつついて虫を捕るようだからと、キツツキの戦法と呼ばれることになります。

 

しかし謙信さまはその作戦を見抜き、後ろから攻めてくる軍が到着する前に、全軍で信玄さまに突撃。なんとか追いついた後方からの信玄軍により、結局引き分けにもつれたと言います。

 

今回も、このいくさをしっかり再現！　信玄さまは軍を二つに分け、前方後方から謙信さまを挟み撃ちにします。

 

そして謙信さまは、とにかく突撃！　後方の軍が到着する前に信玄さまを打ち取りに行くのです！　まさに歴史通りの戦い。歴史上では引き分けに終わったこのいくさに勝利するのはどちらなのか！

 

おや、謙信さまが前に出てきましたぞ……。

 

 

謙信「今日は天気が良い……おっと間違えた、霧が出ておる。どう見ても霧が出ておる。しかし信玄、おぬしの作戦など見えておるわ！さあ上杉のもののふたちよ！この戦に勝ち、平和な時代を作ろうぞ！」

 

相変わらずちょっとノリが軽いですが、平和のために戦うというその信念は確かなもの。戦いの神であるがゆえ、その手で戦いの世を終わらせようと言うのですね！

 

一方の信玄さま。

 

 

信玄「前の白いひらひら……どう見ても霧じゃな。この霧に乗じて、謙信の軍をつつきだすぞ！万一謙信の軍が全軍で攻めてくるようなことがあれば、その時は……気合で何とかがんばるんじゃ。気合だ気合だ気合だーーーっ！」

 

なんとお茶目で男らしいお言葉なのでございましょう……！　蘭丸、感動してしまいました！

 

さあさあ皆さま、最後のいくさが始まりますぞ！

 

皆の者、刀を上げよーーーーーーーーーっ！

 

いくさ、開始ーーーーーーーーーっ！！！

 

 

うおーーーーーーーーーっ！

 

勇猛果敢なお侍さまたちがどんどん攻め込んでいきます！

 

おお、勇ましいお姿にございます！

 

信玄「皆の者！謙信を倒すのじゃ！」

 

 

謙信「ふん、負けはせぬぞ！」

 

信玄さま、謙信さまも交えてのいくさは、大接戦でございました！

 

2日を通して計8回行われたチャンバラ合戦、こたびは信玄さま5勝、謙信さま3勝と若干信玄さまの軍が多く勝利されました。お見事にございます！

 

両軍とも、よき戦いでございましたぞ！

バトルロイヤルに現れた疾風

2日目の最後に行われたバトルロイヤル、最も強いお侍さまを決める、全員敵のいくさでございまする。

 

このいくさも大盛り上がり、誰もが最強の侍になるべく戦いました。

 

しかし、そのいくさに、徒党を組んで一人を狙う傾奇者集団が……！　秘境と言われようとこれは作戦。いくさにおいて、勝つよりも正しいことはないのです！

 

ばたばたと敵を倒していく傾奇者たち。

 

そして最後の獲物となったのが、有名ブランドのシャツが似合うこのお侍。

 

 

後ろで傾奇者集団に「一人一人でたたかえー！」と笑う謙信さま。

 

 

ご覧ください、圧倒的に不利な状況。

 

しかし、このお侍、やたらと身が軽い。敵の動きをひょいとかわしては、ばさりと敵の命を落とし……、

 

 

またひょいとかわしては相手を斬り……、

 

 

気が付けば6対1という圧倒的不利な状況から、最後の一人になるまで追い詰めたのです。

 

こうなれば会場はこのお侍に夢中！

 

「がんばれーーー！」

 

と大声援が飛び交います。

 

そしてついに……、

 

 

ずばぁぁぁっ！

 

 

なんと、たった一人ですべての侍を倒してしまったのです！

 

 

思わず信玄さまもハグ笑

 

いやはや、今まで数多のいくさを見てきた蘭丸でも、これほどのお侍さまを見たことはございません！

 

彼こそまさに、天下無双の侍にございます！

 

 

武将お二人に囲まれて写真撮影。

 

本当に見事な戦いぶりでございました！

川中島の戦い、無事終了

 

2日に渡って行われた川中島の戦いも無事終了！　とても素晴らしい合戦でございました！

 

チャンバラ戦国史はまだまだ続きます。一年を通して戦国時代が体感できますぞ！　家族とも、友達とも、カップルとも、そして一人でも、誰とでも楽しめるチャンバラ合戦戦国史にぜひお越しくださいませ！

 

会場で蘭丸を見かけたらぜひ声をかけてくださいね！笑

 

それでは次回の合戦でお会いいたしましょうーーーっ！