5000人が熱狂!3000人が合戦参戦!戦国時代を親子で体感できる「合戦フェス2017」が開催されました!

2017年7月2日(日)、大井競馬場にて合戦フェス~ちょっと戦国、行ってくる。~が初開催されました!
当日は前日の雨が嘘のような最高の天気!多くのお客様が来場しました当日の様子を、合戦フェスの裏方・広報担当、もう一人のオーガナイザー赤坂が、画像と共にレポートいたします!

合戦フェスとは?

合戦フェス~ちょっと戦国、行ってくる。~は、「見る」「食べる」だけのお祭りから、老若男女が本気で楽しめる「体感型」戦国フェスティバルを目指して初開催された、親子向け戦国フェスティバルです。

公式WEBサイト
https://tyanbara.org/kassen-fes/

公式PV
https://www.youtube.com/watch?v=V_0oSnQnIXw

ガラガラと空いた瞬間大勢の人が

早速柴田勝家殿や忍者がお出迎え!

入場時間9時半の前に多くのかたが入口に並び、開場と同時に来場されました!

ここからは各ブースの説明を!ステージではヒーローショーの他、戦国コスプレショー「TOKYO REKISHI COLLECTION」や忍城おもてなし甲冑隊による戦国演武、もしも桶狭間で信長が破れたら?を検証する「戦国もしもトーク」など数々の演目が繰り広げられました。戦国もしもトークではもしも桶狭間で織田信長が破れていたら?をテーマにトーク。柴田勝家殿「信長様は負けません!」
戦国コスプレショー「TOKYO REKISHI COLLECTION」はMCの沙羅さんとゆうせいの司会もあって大盛り!
けん玉ユニット「ず〜まだんけ」のけん玉合戦パフォーマンス、めちゃめちゃ盛り上がりました!
親子一緒に楽しめる圧巻のステージでした!


今回はオリジナル「戦飯」を株式会社LHさんと共にプロデュースいたしました!大人気で売り切れが続出!申し訳ございません!戦国時代にちなんだオリジナルの「食」を提供、食べながら楽しんで欲しいという試み。
戦国茶屋では合戦をイメージした関ヶ原ブレンドや今回の合戦にかけて泡川オーレ!も販売。させ一番人気は柴田勝家と本多忠勝をテーマにした「猛将ダブルカツバーガー」!その他のメニューも大人気でした。

今回力を入れて開発したオリジナルワークショップはどこも長蛇の列!テーマは誰でもできて、そのまま合戦に参加可能なこと!ワークショップとアクティビティを掛け合わせる試みです!ここでは各ワークショップをご紹介いたします!

大好評!?手作り布甲冑-赤備え&黒備え-

このまま大戦場に参戦する親子

一緒に作ってもよし!自分でやってももちろんよし!

安くない費用の合戦フェス初登場のオリジナル製品「手作り布甲冑」は大人気!それぞれの工夫をこらしつつ、納得の甲冑を作成し、そのまま戦場へ!もちろん戦場にはまだいけない小さなお子様やアクティビティには参加しないけど、何かお土産を、という方にも非常に好評でした!

アンケートでも絶賛の声多数の手作り布甲冑!

参加者の声

簡単にマイ甲冑が作れて嬉しかった

そのまま合戦に参加できるので子どもが侍になりきっていた

お土産にぴったりだし、親子一緒に参加できた

ファン続出!オリジナル侍缶バッチづくり

この「ガチャン」をやりたくてなんどもつくる子もいました。

自分の好きな武将の家紋や絵を書いてそのままバッチにできるということで大人気!
兄弟で缶バッチを作ったり、リピーターも大勢!

途中でプリントが無くなるほどの大人気だった侍缶バッチ!300名を超える方々にご参加いただきました!マイ甲冑に装飾したり、バックにつけたりとこだわりの一枚を作成していました。

参加者の声

簡単に作れてびっくり

おしゃれなものも作れるのがいい

もっと家紋以外にもバリエーションが欲しい

布甲冑&缶バッチの組み合わせは最高!?

自分だけのマイ甲冑が簡単に作れる!

ワークショップの問題点として、簡単に作れない、作ってもそのワークショップがお祭りに関係の薄いものになっているのが気になっていました。簡単にも作れて、こだわりも入れれて、さらに身につけてそのままチャンバラ合戦に参加したりできたら?「ワークショップの体験値をより深く」をテーマに商品開発を行いました。また機会があれば是非合戦と共に開催したいと思います。

奇天烈!やぶさめ射的

これは一体誰が考えたんだ・・!関西の鬼才が生み出した新ワークショップやぶさめ射的!終わることのない300人以上の長蛇の列を作り出しました。とんでもない人数が並んでしまいました。(もっと大きくすればよかった〜)この楽しさはやってみないとわかりません!笑

子ども限定の「泡合戦」想像をはるかに超える人が集まった

子どもが本気で遊べる場、言うは易し、行うは難しですがこれがやりたかったんです!思いっきり遊んでもらいました!子ども専用の泡合戦から無料開放のこわっぱの戦い、忍者迷路に巻物争奪鬼ごっこ、手裏剣バトルなどなど多くのコンテンツを投入!こちらでも2000人近くの体験人数でした!

武将とけん玉を楽しむ!?

中央広場ではTOKYO DAMA GIRLSず〜まだんけによるけん玉合戦や侍円武雪刃による剣術道場を開催!多くの人がけん玉合戦や剣術道場を体験しました!初心者でも楽しめるTOKYO DAMA GIRLSのけん玉合戦!会場を中心で盛り上げていただきました!侍円武雪刃の剣術道場!それぞれがワークショップ形式で楽しかった!との声も多かった!

間違いなく史上最多、3000名もの人数を飲み込んだのは合戦フェスのメイン会場である大戦場!大合戦場おいては戦国時代全13合戦を体験していただくと言う試み!城門と戦場、そして合戦中の音楽は東京おとめ太鼓withSAYAに盛り上げていただきました。リアルタイムの演奏で合戦の緊張感を演出、戦場の華として大いに盛り上げてくださいました!

戦場が割れる!両軍がぶつかる!

今回のそんな大合戦場の中でも大いに盛り上がった三つの合戦をご紹介いたします。

泡パとまさかのコラボ!?泡川の戦い-泡まみれの大合戦-

メディアからも大きな注目を浴びていた注目の新合戦”泡川の戦い”は特に多くの方にご参加いただきました!


大人も子供も最高の笑顔に包まれました!合戦史に残る大合戦!こちら実は「姉川の合戦」という実際にあった合戦をもじったもの、当時の姉川では霧が出ており両軍は視界不良の中戦ったとか・・合戦フェスでは名を「泡川」と変更し、世界一平和な合戦として生まれ変わりました!

戦場は泡まみれに・・泡で自害するものあり、泡に紛れて切り込むものあり、泡次第で戦局が変わるカオスに満ちた大戦場となりました。

水鉄砲あり!?城あり!?のぼうの城-城攻め-

攻めるも守るも楽しい!

夏の風物詩となる合戦がまたひとつ!忍城からのぼう様こと成田長親様をお呼びしての大合戦が行われました!忍城に見立てた城壁や城門に囲まれたところで合戦を行うこの合戦の中心はなんと火縄銃ならぬ水縄銃での合戦!

城門と水縄銃の組み合わせは最高!

火縄銃ならぬ「水」縄銃が登場!夏に相応しい戦場となりました!のぼうの城は小田原攻めの際に水攻めされた城として有名、ここではのぼう様を守る忍城軍と豊臣秀吉自らは戦うことに!

これが真の武将合戦!柴田勝家様の威厳がすごすぎる!賤ヶ岳の戦い!

みんなで楽しむチャンバラ合戦もいいけど、本物の武将が大将だったらどうなるの?を裏テーマにした合戦フェスには多くの武将が登場します。その中でも清洲からお越しいただきました柴田勝家、通称「かかれ柴田」と共に戦場を駆け巡ることができる機会が訪れました!

この威厳、半端ない・・

賤ヶ岳七本槍にちなんだ合戦!カリスマ武将に率いられた少年少女たちの士気は最高潮だ!

柴田勝家様を守り抜け

秀吉と賤ヶ岳七本槍!

この眼光とポーズ!カリスマ武将の力でチームは一つに、どちらもプライドをかけた最高の戦いとなりました!こんな戦を全国でやりたい〜!

最後の合戦には合戦フェスを盛り上げた武将達が全員集結する関ヶ原の戦い、別名「オールスター武将決戦」と銘打った戦いとなりました。参加者と一体になった最高の瞬間を武将と共にご紹介いたします!

最強武将全員集合!

各武将をご紹介!

忍城からのぼう様賤ヶ岳の戦いの柴田勝家殿最強の兵真田幸村海道一の弓取りと言われた今川義元カリスマで魅了した織田信長

三英傑、豊臣秀吉

泡を司った男、半兵衛一日大戦場を仕切った孫市

武将隊全員の小姓として戦を全体を支えた蘭丸
遊びのスペシャリスト!ず〜まだんけ&TOKYODAMAGIRLS
合戦フェスを取り仕切ったオーガナイザー元親

など、名だけでなく、実際の武将力を兼ね備えている百戦錬磨の合戦フェスの武将達!その名に恥じぬ統率力でそれぞれが参加者を率いて合戦を盛り上げました!

武将が出てきてチーム発表! どの大将になるかワクワク!

最後に最高の盛り上がり!

関ヶ原の戦いは、アンケートでも最も楽しんでくれた方が多かったようです(一日中遊んだはずなのに!)。個人的に多くの方から期待のお言葉もいただき、暖かい気持ちをいただいたというか、私たち運営と参加者みなさまの気持ちが通じたような、そんな不思議な感覚があった合戦となりました。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

最後に個人的な感想を書かせてください。6年ほど前、たった10人程度で集まって始まったチャンバラ合戦が、まさかここまでのものになるとは誰も想像できなかったのではないかと思います。

この合戦フェスを企画したのが去年の11月、本気で、親子向けのアクティビティを中心としたフェスをやりたい。今までの既成概念に囚われない、集大成となるような、全力を尽くしたイベントをしたい。そう思い立ち、フェスというものがわからないまま手探りで突き進みました。(ステージってなに?みたいなレベル笑)正直今もはっきりとはわかっていません。

聞く人聞く人が「主催者はやめておいた方がいいよ」「最初は失敗前提で」「集客うまく行かないよ」「親子向けは難しい」と色々なことを教えてくださいましたが、取り入れることは取り入れて、突き進んで行きました。結果、なんとなく見えてきたものがありました。

「見る」「食べる」お祭りから「体感する」お祭りへ

年間130件以上、多くのイベントに呼んでいただいて、全国のイベントやお祭りを回らせていただく中で感じたことがあります。それは地域のお祭りの特色が失われていっている、親子で楽しめるものが少なくなっているでは?というものでした。どの地域のお祭りもバザーやフランクフルト、お土産店にもある物産、そしてお笑い芸人さんやアイドルなどお祭りが定番化している気がしています。

また、それは外遊びの環境も同様で、公園や空き地が遊べるものでなくなり「管理」されていくことで、子ども同士ですら、大勢で集まったりすることが難しくなってきてはいないか。年齢を超えて集団で遊ぶことができなくなってはいないか。昔はそういったものを撃ち壊す「非日常」が街のお祭りだったり地域の繋がりだったりしたのかもしれません。

もちろん定番のイベントやお祭りも楽しいですしいいのですが、個人的にはどの地域にも歴史や文化があり、知る人ぞ知る逸話やストーリーが溢れている。そんな地域ならではのものを体験できる、お祭りの帰りに家族でこんなことをした、こんなことを思ったなど、体験や体感に訴えるものが必要なのではないかと勝手に思っています。

合戦フェスでどこまでそれが実現できたかはわかりませんが、5000名を超える来場者の方にその一部でも、こういうお祭りがあってもいいと思っていただけるととても嬉しく思います。色々な地域の特色を活かして、その地域に会った合戦やワークショップ開発、子ども向けアクティビティなどチャレンジできることはまだまだ山のようにあります。イベント後に親子で今日の体験を話し合える、そこからほんの少しでも忘れられない思い出が生まれたり、地域の歴史を知るきっかけになれれば嬉しいです。

それではまた次の戦場で。

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