どうも皆さまご機嫌いかがでしょうか! 最近どんどん自分が何の人か分からなくなりつつある、チャンバラ合戦に従事する最強小姓「蘭丸@ranmaruikusa」にございまする!
おかげさまでめちゃくちゃ忙しくしておりまするぞ(ΦωΦ)
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三度目のイバライド!舞台はなんとフランス革命!
過去二回「IBARAKI夏の陣」、「IBARAKI秋の陣」として、こもれび森のイバライドで行われたチャンバラ合戦。これまではかの最強武将上杉謙信さまと地元の戦国最弱武将小田氏治さまの戦いを追ってきました。
そして今回、ついに三度目となるイバライドでのチャンバラ合戦。タイトルは「IBARAKI秋の陣外伝-ドンラフォーレ-」。
まさかのフランス語。
そう、今回の舞台はなんとフランス革命。実はこのこもれび森のイバライドは、フランスの片田舎をモチーフとした体験型公園。つまり、このイバライドという舞台にぴったりのチャンバラ合戦がついに行われたのでございまする!
日本の遊び文化としてのチャンバラを押し出していたチャンバラ合戦。ついに新たな領域へと足を踏み入れたわけでございます。初の和洋折衷チャンバラ。わくわく致しまするな!
過去のイバライドでのチャンバラ合戦の様子はこちら!
こもれび森のイバライド「IBARAKI 夏の陣」の様子をご紹介!
フランス革命とは?そして200年の時を超え終結したキャストのビジュアル大公開!
フランス革命。名前は知っていても、実はどういうものかよくわかっていないという人も結構いるのではないでしょうか? チャンバラ合戦でも、まったく取り上げてこなかった歴史ゆえに、チャンバラ運営役でもいまいちわかっていない人がちらほら。
フランス革命は、18世紀後半に行われた市民革命のことにございまする。
当時のフランスは絶対王政。つまり国王が政治のすべてを牛耳っていた時代でございました。しかし、そのころフランス国民も徐々に力を持ち始め、多くのお金や土地を持つ人も現れていたのです。このように力を持ったフランス国民たちが中心となって、国王中心ではなく、国民がフランスの未来を決める時代にしようと戦ったののがフランス革命でございます。
せっかくなので、今回の登場人物を紹介しながら、少しずつこのフランス革命の歴史について学んでいきましょう!
まずはフランス王家のお二人をご紹介。
写真左側が、フランス国王ルイ16世さま。フランス革命を引き起こし、フランスを混乱に陥れたという批判もできまするが、実際はこれまでのフランスを変えようとした心優しい名君でもあったといわれています。
実際かなり献身的にフランス国民に尽くしており、それでも不人気であったのは、過去のフランス王家の失敗が祟ったとも言えるようですぞ。
今回ついに現代に復活していただいたお姿も非常に凛々しく、参加者の皆さまに常に配慮する優しい国王さまでございました!
そして写真右側が、ルイ16世の妻にして、フランス王家でもとくに有名なマリーアントワネットさま。
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」という言葉が有名でございまするが、これは本当は彼女の言葉ではないというのが有力な説。
わがままで奔放な性格であったのは事実のようですが、当時のファッションリーダーであり、庶民の生活にあこがれた、まさに我々が思い描くお姫さまといった感じの方でございまする。
チャンバラ合戦でも、参加者の皆さまをぐいぐい引っ張る、頼れる姫でございました。
続いて革命軍のお二人。
写真左側が、今回革命軍のリーダーも務めた、ジャコバン派の中核ロベスピエールさま。
フランス革命で革命側として参加したのは主にジャコバン派、ジロンド派、フイヤン派の三つ。この中で特に過激だったのがジャコバン派でございまする。国王を処刑し、完全に新しいフランスを作ることを目指していました。
後にロベスピエールさまは国王なきフランスの政治の中心となりますが、国を一つにまとめるために自分に反対する人を次々と処刑する恐怖政治を行うこととなってしまいする。ちなみにこの恐怖政治をフランス語では「テルール」と言い、現在のテロの語源でございまする。
そのような一面はあるものの、フランスのために尽力した潔癖な人物であることは間違いなく、チャンバラ合戦でも参加者の皆さまは見事にまとめ上げる、偉大な指揮官でございました!
そして写真右側がフイヤン派ラファイエットさま。
ラファイエットさまはアメリカの独立革命の際にも活躍した、まさに革命の申し子でございまする。彼のいたフイヤン派は先ほど紹介した三つの派閥の中でも特に穏健だった人たちで、王家を残しながら憲法による国の支配を目指していました。ゆえにチャンバラ合戦でも、あまり戦いには乗り気でなかったよう。
人々のために従事する反面、目立ちたがりでもあったようで、彼が両方の革命に参加した理由の一つでもあったと言われています。
現代でも、参加者の皆さまを笑わせる冷静かつ陽気な方でございました。
そしてこんな素敵な皆さまを支えるMCがフランスの小市民ランマールさま。
え? 蘭丸と顔が似てる? つーか蘭丸じゃねーか?
ちょっと何言ってるかわかりませぬな。
このお方、どうやら何か秘密を隠しているよう……。それについてはまた後ほど。チャンバラ合戦-戦IKUSA-の資料ダウンロードはこちら
フランス革命勃発!チャンバラ合戦の様子をご紹介!
今回、老若男女さまざまな参加者さまに集まっていただき、なんと全二回で参加者数は230人超。満員御礼の大合戦が行われましたぞ!
キャストが直々にお出迎え。開始前から参加者さまと物品を配布しながら会話をし、雰囲気を盛り上げまするぞ!
「ボンジュール!よくお集まりいただいた!ただいまよりチャンバラ合戦IBARAKI秋の陣-ドンラフォーレ-を開始する!」
MCランマールさまの一声で、チャンバラ合戦がスタートいたしました!
ラファイエットさま、マリーアントワネットさまによる抱腹絶倒のルール説明。参加者さまから笑顔があふれまする。
各軍リーダーの登場にボルテージは最高潮に!
軍議(作戦タイム)を仕切るのももちろんキャストたち。参加者からも意見が飛び交い、綿密な軍議となりましたぞ。
さあ、いよいよいくさ開始、皆の者サーベルを挙げよ!
いくさ開始ーーーーーーーーっ!
ルールはとにかく相手チームの兵士を多く倒す全滅戦。大人子どもが入り乱れての大合戦となりましたぞ!
国王の指揮のもと戦う近衛兵たち。大人の皆さんからも笑顔があふれます。
めちゃくちゃ強いロベスピエールさまに大苦戦!
一対一の真剣勝負。本気でございまする。
後半は一定数復活可能のサバイバル戦。より攻撃的な戦いとなり、戦場はさらに白熱しましたぞ。
ラファイエットさま討ち死にーーーっ!
大人も子どももみんな本気! アツすぎまするぞ!
息を飲む結果発表……!
今回は歴史を覆し王家の勝利でした! しかし、各軍とも見事な戦いでしたぞ!
「国民たちよ!よくやったぞーーっ!」
大喜びの国王さまと姫さま。戦況や勝敗によってリアルタイムに変わるストーリーもチャンバラ合戦の魅力にございまする。チャンバラ合戦-戦IKUSA-の資料ダウンロードはこちら
いくさ終了……?そしてランマールの正体とは!
ついにいくさ終了……! のはずが、おもむろにランマールさまがしゃべり始めましたぞ。
「この戦いは前哨戦に過ぎない。今回はフランス王家が勝利したが、この後この敗戦により、より強い武力と規律を求めたロベスピエールにより、このフランスは恐怖政治に陥ることとなる……。
そしてそんな窮地のフランスを救った一人の男をフランス国民は皇帝と呼び崇めるのだ。そうこの僕ランマール……いや、この私ナポレオン・ボナパルトをね!」
なんと、ランマールさまはあのナポレオンだったと……⁉
ナポレオン・ポナバルトはルイ16世没後、混乱を極めたフランスを収拾し、多くの征服によってヨーロッパの大半をフランスのものとした人物でございまする。
最終的には皇帝としてフランス第一帝政を作り上げたフランスの英雄でございまする。評価は国や時代、個人によっても様々ですが、ある意味でフランス革命最後の人物といっても良いかもしれませぬ。
ランマール改めナポレオンさまはこう続けます。
「良いか皆の者。これより今後のフランスを担う最強の兵士を決める。偉大なるフランス第一帝政のため、皆戦うのだ!」
ナポレオンさまの一言で、バトルロイヤル戦の開始が決まりましたぞ! 全員敵の個人戦、最後の一人になるまで戦い続けていただきまする。
命をつけなおし、準備万端!
それではバトルロイヤル、いくさ開始ーーーーーーーっ!
大人も子どもも、全力で戦って問題なし。容赦なく命が減っていきまする。
敵を狙って暗躍……。
気づけばなんと、大人vs子どもの一騎打ち。結果は……、
見事大人を打ち倒し、若き英雄の誕生!
若き英雄には、ナポレオンさまから賞品が!
皆さま、本当に見事な戦いでしたぞ!
和洋折衷大成功!
初の試みであった、西洋風チャンバラ合戦。
しかしながら、見事に日本の遊びとフランスの歴史が融合し、和洋折衷として皆様に出して恥ずかしくない最高のイベントとなりました。
これは西洋好みの信長さまにも自信をもって報告できまするな!
チャンバラ合戦はまた必ずイバライドに戻ってくる予定、そしてこれからも全国様々な場所にお邪魔する予定でございまする!
ではでは、次のいくさでお会いいたしましょうーーーーーーっ!
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