事業戦略に役立つゲームとは?ビジネススキルを身につけたい人必見!

戦国

ビジネススキルを身につけるには、経営ノウハウやマーケティング、財務会計など、あらゆる知識が必要です。しかし、これらのスキルを自分で学ぶのが苦手な人もいるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、ゲームでの学びです。他の人と楽しみながら学べるため、堅苦しい雰囲気の中で勉強するのが苦手な人にもピッタリです。今回は、ビジネススキルを身につけるために役立つゲームを5つ紹介します。

ビズストーム

ビズストームは、経営を疑似体験できるゲームで、ビジネススキルの向上が期待できます。マーケティングやマネジメントが学べるため、予算の管理や市場調査などに関わっている人にも役立ちます。また、ビジネスの基本や考える力を身につけたい人にもおすすめです。
ゲームの流れは、こちらです。

1. 4~6人でグループを組む。経営カードを使って、自分たちが狙う市場にマッチしそうな商品を開発する。
2. 各市場の顧客が、どの商品を買うか判定。買ってもらえれば、売上が発生する。
3. 売上と利益を記録する。
4. 1~3の流れを8回繰り返す。

ゲームの目的は、出資者がなるべく喜んでくれる業績を8回(8期)で出すことです。市場の顧客に購入してもらえるような商品を開発するには、「どのような市場を選ぶのか」、「何に投資していくか」など、さまざまな戦略が必要となります。なお、このゲームのキットは公式販売されていません。「講師を派遣してもらう」または、「社員がインストラクター養成講座を受けてキットを購入する」必要があります。

マネジメントゲームMG

40年以上前にソニーが開発した、経営者を育成するための研修ゲームです。過去に100万人以上が体験しており、アメリカから東南アジアまで、さまざまな国でも実施されています。この研修ゲームは、企業活動全体の流れを俯瞰的に把握できる、座学やOJTでは学べないような体験学習として知られています。
ソフトバンクでも、幹部社員の研修としてマネジメントゲームMGが導入されています。

ゲームの流れはこちらです。

1.  一人一人が社長となり、ゲーム盤・カード・コマを使いながら卓上で企業活動を疑似体験します。 途中には意思決定が必要な場面や予期せぬリスクが発生することも。実際のビジネスに近い感覚でゲームを進めていきます。
2. 一期ごとに分析を行います。損益計算書(P/L)や賃借対照表(B/S)の作成だけでなく戦略会計(STRAC)による経営評価も行い、次期のビジネスプランを立案します。
3. 間に講義や演習を組み合わせながら、一連のマネジメントサイクルを回していきます。

ゲームでは、商品の仕入れや販売、事業における意思決定など、会社経営時に必要な要素が盛り込まれているため、経営的視点を持つためにピッタリです。

財務の虎

財務の虎は、その名の通り財務の知識が身につきます。簿記の知識がない人や、会計の知識を身につけたい人にもおすすめです。楽しみながら、貸借対照表や損益計算書といった財務・会計の知識を得られます。ゲームの流れは、こちらです。

1. 1グループ3~4人でチームを組みます。
2. 各プレイヤーには、資金として20万円分のチップが配られます。資金を元手に、進行シートに商品の仕入れ数や金額、合計を記載します。なお、仕入れた商品が全て売れるとは限りません。
3. 各プレイヤーの仕入れが完了した後は、手持ちの現金が少ないプレイヤーから、売上カードを引いていきます。売上カードには「商品を販売できる数」が載っています。数字によっては商品が余る場合や、在庫が足りなくて販売できない場合もあります。カードを引いた後は、商品の原価と販売額を進行シートに書いて、売上金を現金チップで受け取ります。
4. プレイヤーは社員の給与を計算します。ゲームスタート時は社員が1人の状態ですが、2ラウンド以降は社員を追加で雇うこともできます。社員が増えれば、商品を販売できる数が増えます。
5. 「PLシート」と計算式を使って当期純利益を計算し、利益剰余金を確定させます。計算終了後は、他のプレイヤーとPLシートを交換し、記入内容を確認し合います。
6. 2~5の工程をあと3回繰り返します。なお、2期以降は借入もOKです。最終的に、最も利益剰余金が多いプレイヤーの勝利です。仕入れや借入、販売、給与計算、当期純利益といった複雑な内容も、ゲームを通して自然に身につきます。

ペーパータワーforビジネス

ペーパータワーforビジネスは、紙を使って出来るだけ高いタワーを作る「ペーパータワー」というゲームに、ビジネスの要素を加えたゲームです。「紙を高く積み上げる」、「社員の給料を上げる」という2つを意識しなければいけないため、ゲーム感覚で企業経営が学べます。ゲームの流れは、こちらです。

1.  4~6人のグループを組みます。
2. 5分間の制限時間内に、20紙を折ったり切ったりしてもOKです。開始前に5分間の作戦タイムを設け、2枚の紙のみ使用して練習をすることができます。
3. 積みあがった紙の高さが「売上」となり、1cmにつき10万円の売上金が支給されます(例.90cmを支給)
4. 専用のシートに売上金を記入します。その後、次期に向けて紙の仕入枚数を決めます(紙は1枚10万円)。
5. 残った金額から給料や税金を支払って、利益を確定させます。
6. 2~5の流れをあと3回繰り返します。

最終的に、給与の支払い総額が最も多かったチームの勝利です。売上金をいかにバランスよく使えるかがカギになります。

城攻め-SHIROZEME-

城攻め-SHIROZEME-は、リーダシップ・チームビルディング研修に特化した合戦型のゲームです。「築城」「軍議」「城攻め」「フィードバック」といった4つのフェイズに分けて、ゲームを進めていきます。流れはこちらです。

1.  「築城フェイズ」(所要時間:1時間~2時間)
各チームに小判が支給されます。小判を使用して城の資材や武器を買い、築城していきます。

 2. 「軍議フェイズ」(所要時間:15分~30分)
城攻めの前に、敵チームの城の攻め方や、自分のチームの守り方などを話し合います。「陣形を決める」、「敵チームと同盟を結ぶ」、「小判の目標を決める」、「刀の使い方を練習する」など、軍議のおこない方は自由です。

 3. 「城攻めフェイズ」(所要時間:10分)
スポンジ製の刀で、敵チームの腕に付いた「命」と呼ばれるボールを落とし合います。「命」を落とされた人は退場です。敵チームの城主を倒したり、巻物を奪ったりすると小判がもらえます。

4.  「フィードバックフェイズ」(所要時間:30分~1時間)
城攻めが終了した後は、各チームの「軍師」が、チーム内の各メンバーに向けてフィードバックをおこないます。たとえば、「Aさんはただ提案するだけでなく、積極的に築城していた」、「Bさんは全体に指示を出していた」などです。フィードバックによって、ビジネスに活かせるヒントを見つけることにつながります。

築城と城攻めを何回か繰り返し、最終的に一番多くの小判を持っていたチームの勝利となります。

城攻め-SHIROZEME-は、誰もがやったことのある「チャンバラごっこ」をアレンジしたゲームでありながら、チーム力を鍛えられます。屋内外問わず実施できるため、場所や人数を選ばずに実施できるおすすめのゲームです。

チームビルディング・リーダーシップ研修に最適!「城攻め-SHIROZEME-」事例紹介

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まとめ

ビジネススキルを身につけたくても、勉強だと思ってしまうと苦痛に感じるかもしれません。しかし、ゲームをしながら学べば、楽しくビジネススキルを身につけることができます。社員に経営視点を持たせるためにも、ぜひゲームを活用してみてはいかがでしょう。

参考ページ:

 

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