
年末年始で一気読みしたい!心踊る歴史漫画おすすめ7作品
こんにちは、チャンバラ運営スタッフのみやか(@6_miyaka)です。
もうすぐ2017年が終わりますね。年末年始のご予定はお決まりでしょうか?
今回は家でゴロゴロしているという方に、年末年始で一気読みしたい、歴史をテーマにされている漫画をご紹介したいと思います!
ちなみに私は漫画ソムリエと名乗って活動する程の大の漫画好きなのですが、2017年の下半期は漫画が全然読めずで、悲しい思いをしました。
来年は1日1冊は読めるように時間を作りたいと思います。
それではスタート!
アサギロ
小学館さんが発行している月刊少年漫画雑誌「ゲッサン」で、ヒラマツ・ミノル先生が連載されている漫画です。単行本は、現在(2017年12月中旬)16巻まで発行されています。
あらすじ
時は幕末、1854年。奥州白河藩の江戸屋敷に、剣の腕前でその名を轟かす十二歳の少年が。その名は、沖田惣次郎(おきたそうじろう)。彼こそ後の沖田総司(おきたそうじ)である。惣次郎は同藩の剣術指南役との御前試合で勝ってしまい、その大活躍が彼の人生を大きく変えてしまうことに…!?
ここが魅力
アサギロ1巻:26-27ページより
・新撰組の沖田総司の幼少期から丁寧に描かれている
・登場人物一人一人にスポットが当てられ、どんな生い立ち・成り立ちから試衛館に来たのかが分かる
・作者の描写が素晴らしく、登場人物の表情や呼吸、摺り足の動き等にリアリティがある
士道
集英社さんが発行している週刊青年漫画雑誌「週刊ヤングジャンプ」で、髙橋ツトム先生が連載されていた漫画です。単行本は全25巻です。
あらすじ
日本が“幕末”と呼ばれる少し前、動乱の世に放たれた二人の兄弟がいた。兄は雪村翔太郎(ゆきむらしょうたろう)14歳、弟は雪村源太郎(ゆきむらげんたろう)10歳――たった二人で生きる決意を誓った幼き“侍”に、容赦なく降りかかる時代の混沌、修羅の世界。兄弟の運命はいかに。
ここが魅力
士道1巻:12-13ページより
・史実に基づいたストーリーに、オリジナルストーリーが組み込まれている
・主人公兄弟のキャラクターが絶妙のバランス感覚を持って描かれている
・終始生きることを貫いた作品
レイリ
秋田書店さんが発行している月刊少年漫画雑誌「少年チャンピオン」で、岩明均先生と室井大資先生が連載されている漫画です。単行本は、現在(2017年12月中旬)4巻まで発行されています。
あらすじ
「長篠の戦い」の4年後(1579年)、“レイリ”という名の百姓の娘がいた。レイリは過去に、長篠の戦いの落ち武者狩りの被害に合い一家を失う。その時に岡部丹波に助けられ、家族を殺された復讐の為に彼女はひたすらに強さを求める。レイリが望むことは、大恩がある岡部のために「戦場で武勲を立てて討ち死にする」ことだったが、岡部がレイリを戦場から遠ざけ、武田信勝(たけだのぶかつ)の影武者に仕立てて従事させることに…。黄昏ゆく武田帝国と勃興する織田軍団の血戦のはざまで、数奇な運命を生きる少女のストーリー。
ここが魅力
レイリ1巻:48-49ページより
・主人公は死にたがりの女の子(レイリ)だが、読者を惹きつける魅力が詰まってる
・ストーリー展開が非常に面白く、一度読めば釘付けになる
・レイリが今後どう成長し、武田信勝の影武者として、史実とどう絡めながら結末を迎えるのか気になる
イサック
講談社さんが発行している月刊漫画雑誌「アフタヌーン」で、真刈信二先生とDOUBLE-S先生が連載されている漫画です。単行本は、現在(2017年12月中旬)2巻まで発行されています。
あらすじ
2つの勢力に別れ、後に30年戦争と呼ばれる激しい戦いの最中にあった、17世紀の神聖ローマ帝国。そこに傭兵として現れたのは「イサック」と名乗る日本人の男。彼の壮絶な戦いが始まる!
ここが魅力
イサック1巻:26-27ページより
・甲冑を纏い、刀と火縄銃を巧みに扱う日本人の侍が、ヨーロッパの戦場で活躍する新しい切り口
・イサックは侍だが、刀ではなく銃をメインに扱う
・攻城戦時の槍兵、重騎士、攻城櫓、弓兵、砲兵等が細かく描かれている
へうげもの
講談社さんが発行している週刊漫画雑誌「モーニング」で、山田芳裕先生が連載されている漫画です。単行本は、現在(2017年12月中旬)24巻まで発行されています。2011年にはアニメ化もされました。
あらすじ
群雄割拠、下剋上の戦国時代。立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいた。織田信長(おだのぶなが)の家臣・古田左介(ふるたさすけ)。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(せんのそうえき=利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。生か死か。武か数奇か。それが問題だ!
ここが魅力
へうげもの1巻:6-7ページより
・茶道という文化と組み合わされた、新しい戦国漫画
・当時の武将の流行である茶道を通してみる武士のあり方が、非常にためになる
・どの登場人物も欲があり、非常に人間臭くリアリティがある
ドリフターズ
少年画報社さんが発行している月刊漫画雑誌「ヤングキングアワーズ」で、平野耕太先生が連載されている漫画です。単行本は、現在(2017年12月中旬)5巻まで発行されています。2016年にはアニメ化もされました。
あらすじ
1600年の関が原の合戦において、主人公である島津豊久が、突如異世界に召喚されるところから物語は始まる。その後も様々な歴史上の人物が、謎の人物「紫」と「easy」の二人によって召喚されていく。彼らはそれぞれ「漂流者(ドリフターズ)」と「廃棄物(エンズ)」という陣営に分かれて、オークやエルフのいる異世界で戦に巻き込まれていき…
ここが魅力
ドリフターズ1巻:16-17ページより
・歴史上の豪傑、偉人、軍師が、国境も時間も超えて戦う、正に夢の戦い
・登場人物の内面にフォーカスした人物描写が面白い
・平野耕太先生の言葉選び、セリフ回しが心を鷲掴みにする
アシガール
集英社さんが発行している少女漫画雑誌「ココハナ」で、森本梢子先生が連載されている漫画です。単行本は、現在(2017年12月中旬)9巻まで発行されています。2017年にはドラマ化もされました。
あらすじ
速川唯(はやかわゆい)は、遅刻・忘れ物・居眠りの常習犯で、恋愛にもオシャレにも関心がないぐうたら女子高生。なんの目標もなくなんとなく過ごしていたある日、弟の尊(たける)がつくったタイムマシンをうっかり起動させてしまい、戦国の世へ…!?
ここが魅力
アシガール1巻:10-11ページより
・主人公のまっすぐさ、単純さ、元気さに好感が持てる
・小女漫画の世界観を崩さずに戦国時代が描かれている
・違和感なく、気付けばストーリーに引き込まれている
歴史漫画の面白さ
おすすめ7作品はどうでしたでしょうか?史実に基づいている作品は数多く存在しますが、結末が分かっていてもワクワクさせてくれますよね。
歴史漫画には人生を切り開く、役立つヒントがたくさん詰まっています。作品によっては、チームマネジメント等のヒントになるものも。
歴史に興味がある方はもちろん、興味の無い方も、是非歴史漫画を読んでみてください◎
※ただし、ハマると時間を忘れて読んでしまいますので、要注意です!