刀で戦う2人の武士
歴史・戦国

武士の家計簿・武士の一分など「武士」がタイトルに含まれる映画4選

映画 時代劇 武士 歴史

武士になった男女

 

こんにちは、ゼロワン大阪のしょーじです。

2017年8月に、京都市で初めて開催されたチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-「戦国ワークショップTERAKOYA」で、
人生初のちょんまげを結ってもらいました。

 

ほんとに髪を剃ったり、ちょんまげのカツラをかぶったりと本格的なものではありませんが、
いつもより少し武士の気持ちになれた気がしています。

 

そういえば2017年は、映画館で「武士」を目にする機会が多いと思いませんか?

 

 

2017年は時代劇・歴史映画が多数公開されている!

実は2017年は時代劇・歴史映画と武士が出演する映画がたくさん公開されています。
どの映画も迫力があり、キャストも豪華だったので、TV CMで目にした方や、映画館に足を運んだ人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

これは観たい!と思ったのはこれらの映画です。

 

 

関ヶ原

公開日:2017年8月26日

 

主な出演者

岡田准一 (石田三成)

役所広司 (徳川家康)

有村架純 (初芽)

東出昌大 (小早川秀秋)

 

 

 

忍びの国

公開日:2017年7月1日

 

大野智     (無門)

石原さとみ   (お国)

鈴木亮平    (下山平兵衛)

知念侑李    (織田信雄)

マキタスポーツ (長野左京亮)

 

 

 

花戦さ

公開日:2017年6月3日

 

野村萬斎   (池坊専好)

市川猿之助  (豊臣秀吉)

中井貴一   (織田信長)

佐々木蔵之介 (前田利家)

佐藤浩市   (千利休)

 

 

「武士」がド直球に表現されているタイトルの映画を探してみた

映画の表現

 

ここまで見てきた時代劇・歴史映画には、有名無名たくさんの武士が描かれています。

 

しかし、何か物足りなさを感じてTSUTAYAのWebサイトで時代劇映画作品のレンタルランキングを調べてみました。

 

すると、時代劇・歴史映画につけられるタイトルの傾向を発見しました。
それは「主役の人物名」「戦いの名称」「主役グループの呼び名」です。

 

チャンバラ合戦の開催を通して、日本各地で武士のように戦う人々を見ている身としては、
もっと「武士」を全面に押し出した映画はないものか? と思うのです。

 

そこで調べてみると、タイトルに「武士」が含まれる映画を4本見つけました!!

 

早速その映画を紹介していきます。

 

 

武士の一分(2006年公開)

 

山田洋次監督、木村拓哉主演で公開された「武士の一分」。

山田洋次作品としては、『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』と合わせて時代劇三部作といわれています。

舞台は幕末。失明をした武士である主人公 三村新之丞(木村拓哉)とその妻 三村加世(檀れい)との夫婦の絆や武士の名誉について描かれたヒューマンドラマです。

時代劇らしいチャンバラシーンが見物であるものの、それ以上に武士のつつましくも幸福な日常のシーンも美しく描かれていて印象的です。

“人には命をかけても守らればならない一分がある”というキャッチコピーがつけられている本作で、ぜひその守らなければならないものを確かめてみてください。

 

 

武士の家計簿(2010年公開)

 

この映画の原作は、歴史学者の磯田道史氏が書いた「武士の家計簿」。この本は新潮新書から発売された教養書であり、映画武士の家計簿は小説原作のフィクションとは異なり、ノンフィクションを下敷きにしている点が特長です。

本作で描かれているのは加賀藩の「御算用者」を担っていた猪山家。御算用者とは、今の時代で言う公認会計士や経理担当者です。

主人公である猪山家八代目の直之を演じるのは堺雅人。妻(仲間由紀恵)に支えてもらいながら、加賀藩や家族の家計を担います。

一時は「加賀百万石」と言われた時代もあったものの、描かれているのは財政状況が厳しくなった不況の時代です。

現代にも置き換えられるお金の問題を家族一丸となって乗り越えていく姿には、勇気をもらえます。

 

 

武士の献立(2013年公開)

 

武士の献立の舞台となるのは、「武士の家計簿」と同じく江戸時代の加賀藩。

主人公の舟木安信(高良健吾)は、加賀藩の主君が食べる料理を担当する武士「包丁侍」の家系に生まれるものの、料理よりも剣術が好きな侍であった。

そんな侍が包丁侍として身を立てるまでが、妻の春(上戸彩)や父の伝内(西田敏行)との交流を交えながら描かれています。

実在の人物である主人公の舟木伝内が、自身がやりたくない仕事でも内助の功を得ながら成長していく模様に、共感する人も多いのではないでしょうか?

 

 

武士道シックスティーン(2010年公開)

 

映画 武士道シックスティーンは、誉田哲也によって出版された青春小説を実写化したもの。

主人公は2人の16歳 女子高生。中学生王者の磯山香織(成海璃子)は厳格な剣道一家で育った、昔の侍のような女の子。一方、その香織を中学最後の大会で破った西荻早苗(北乃きい)は、剣道を楽しむことを第一に考えている。

剣道の強豪校である同じ高校に進学した2人は、正反対の考えを持っているもののお互いに切磋琢磨して成長していきます。

それぞれに悩みを抱えながら最後にたどりつく、それぞれの想いとは……?

爽やかな青春時代を思い出せる作品です。

 

 

武士だからってみんな刀を持って戦うわけじゃない

にこやかな武士

 

タイトルに「武士」が含まれる映画を4本紹介しましたが、
映画の中で本格的なチャンバラのシーンがあるのは「武士の一分」だけという結果になりました。

 

「武士の家計簿」「武士の献立」でスポットが当たっているのは、会計担当者・料理人として城を支える武士です。

武士と一言に言っても、大きな組織で領土の自治をしながら、領主が企てる戦に備えて準備を行うには、表に現れない裏方の存在が不可欠。
これは、現代の企業や地域にも当てはまりますよね。

 

武士としてわかりやすい迫力あるチャンバラシーンや騎馬戦は、手に汗握り興奮するシーンです。
しかし、映画を見ていて「当時も今と同じでこんな生活をしていたのか〜」と、個人的に共感できるのは「武士の家計簿」「武士の献立」の主人公のような、 地位が高くない人やその家族とのやり取りだったりします。

 

武士が生きた戦国時代や江戸時代の世の中に、どんな出来事・やり取りがあったのか?
映画を観るとその時代の気分や状況が味わえるように、チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-でも参加者にそんな経験をしてもらえるように、これからも各地で開催していきます!

 

皆さん、戦場でお会いしましょう!!

2017年11月に東京・大阪で開催される合戦情報はこちら!

 

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