食を制する者は戦いを制す!戦国時代の武将達はどんな食事を食べていたのか!?

戦国
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こんにちは。皆さん今日のお昼ご飯は何ですか?私は今日もカツ丼です。

 


私はふと思いました。

度重なる戦に医学も進歩していなかった戦国時代、あれだけ頭も体も活発に動き続けることのできた戦国武将たちは、普段一体どんな物を食べていたのだろう。

また、戦中の食事はどうしていたのでしょう。

 

 


                                           

腹が減っては戦はできぬ。戦国時代、「食」はひとつの武器と言える程重要なポイントになっていたようです。貧しいこの時代、“戦へ行けば食事にありつける”という理由から戦場に出向く武士や農民も多かったそうです。

 

戦国武将達のお好きだった食べ物

武将達は普段どんな物を食べていたのでしょう。武将それぞれに食事の好みがあったようです。

 

織田信長

特に大根の味噌漬けやネギ味噌等を好み、少しでも味がうすいと「水くさい」と大激怒。

常に額に汗して動き続ける血気盛んな活動家である為食事で塩分を欲するのは当然。彼の食事は肉体と精神を回復させる即効性を重視したものでした。

 

 

 

 

 

徳川家康

「長寿こそ勝ち残りの源である」と常々語っていた家康。生涯を麦飯の一点張り。

麦飯にはビタミンbやカルシウム、ミネラルが含まれており、粒が大きい為よく噛んで食べないといけません。

麦飯と味噌パワーなのか、生涯17人の女性を愛し、75歳まで鷹狩りを続け野山を走り回る程の体力、能力を維持していました。

鯛のてんぷらも好み、死因は鯛のてんぷらにあたったからではないかと言われています。

 

 

 

豊臣秀吉

出世街道を駆け上がる秀吉が好んで食べたのが味噌味の焼き蛸。出世街道を駆け上がる秀吉が好んで食べたのが味噌味の焼き蛸。蛸のタウリンは脳機能の活性化、疲労回復に効果があり、秀吉の頭脳、活力の源となり化、疲労回復に効果があり、秀吉の頭脳、活力の源となりました。

また、戦の前には力がつくと虎の肉等も食べていました。
室町時代から仏教の影響で肉が禁止でしたが、戦に行く前はそんな事言ってられなったようです。珍しい物好きで現代だとコンビニで新商品を見つけると真っ先に買ってくるタイプかもしれません。

晩年好んだのは、割粥。米の一粒一粒を三分の一に砕いてから作る粥で消化が良い。

 

しかし豊臣秀吉は百姓の出身で、子供時代は麦飯も食いかねた程に貧しかった為、その頃の記憶からか、天下人と成った後も「山盛りに盛った麦飯が一番のごちそうだ」と、常々言っていたそうです。

 

 

 

 

食を制する者は戦を制す


織田信長の死後、秀吉が織田家最古参の重臣柴田勝家と戦って勝ち、

秀吉の天下人への第一歩が開かれた 『賤ヶ岳の戦い』

ちょうど岐阜の大垣にいた秀吉軍は、賤ヶ岳(滋賀県長浜)の戦いに参戦する為、大垣から長浜まで52kmの道のりをたった5時間で行軍しました。現代検索しても徒歩最低10時間かかる道のりです。現代の様に舗装もされていない道を5時間とは驚きです。

なぜそんなに早く移動する事が出来たのでしょう?!

 

 

実は移動の数時間前機転の効いた秀吉が、大垣から長浜までの道中の村々の大百姓たちに「米を炊いて、沿道通過の兵に与えよ。後日、報酬は十倍にして返す」と命じた為、村人が総出で握り飯を作り街道沿いに握り飯が並べられ兵士達はそれを走りながら食べました。今でいうマラソンの給水ポイントみたいな物ですね。

そうしていかに早く戦場につけるかが勝敗を左右する事になり、秀吉軍は見事勝利を納めました。

 

 

 

 

 

また戦には負け知らずで戦の達人と言われた上杉謙信は、普段の食事は梅干しをおかずに一汁一菜の質素な物でしたが、戦があると大量の飯をたき豪華な食事を部下にも豪勢に振る舞いました。家臣達はこの勝負飯の用意が始まると同時に戦がある事を察知し気持ちを高めたのでした。

 

戦国武将たちに学ぶ食の知恵

ここまででお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、

戦国時代活躍していた武将が共通して食べていた食べ物があります。

それは玄米(麦飯)と、大豆から出来た味噌です。

玄米は人間のエネルギー源である炭水化物とビタミンB1を両方同時に接種でき、みその原料の大豆はタンパク質や脂質を多く含んでいます。玄米と大豆を合わせれば、3大栄養素である、炭水化物、タンパク質、脂質がバランスよく摂取できます。

また大豆にはレシチンという脳の老化を予防する成分も入っており、玄米&味噌はいわば仕事、長寿のためのサクセスフードと言えましょう。

現代の戦う侍達も是非参考になさってみてはいかがでしょうか。

 

 

実際の戦場での陣中食

さて実際に戦が始まると、悠長に食事を取っているわけにもいきません。実際の陣中では武士は何をたべていたのでしょう。

 

芋がら縄

里芋の茎を縄状によって味噌、酒、鰹節で煮込み乾燥させたもの。

戦場では実際に縄として使い、いざという時はお湯にいれて即席味噌汁にしたりスルメのようにかじって食べていました。

 

 

兵糧丸戦の定番の行動食兵糧丸。これを鎧に巻きつけ携帯して食べていました。

作り方は米・白玉粉・そば粉・きな粉・すりごま等を酒で練り丸めて蒸した後天日干しにするシンプルな物。

1日に2、3こ食せば空腹にならず体力も低下しない、疲労回復にも役立つ。

各軍によって材料が少しずつ違い、レシピは軍の機密事項。

私も作ってみましたが非常に簡単に出来、味もほんのり甘くて悪くはなかったです。

 

 

 

 兵糧丸、現代社会の戦いの中で活を入れたい侍や忍者の方にオススメです。

 

 

江戸時代の食文化

最後に、戦国時代が終焉を迎えた江戸時代の食文化について少し。

精米技術が発達し人々は白米を食すようになりますが皮肉にもこれによりビタミンが不足しカッケという病が流行します。

また江戸の町の人口の7割が男性で外食産業が発展してゆきます。

粋でいなせな江戸っ子に流行した食べ物はすし、てんぷら、そば。

当時のすしは屋台で売られるファーストフードでした。

江戸の寿司はとにかくでかい。そうめんもとにかく長い。

長い食べ物は延命をイメージさせたからだそうです。

 

大食い大会が娯楽として大流行。食べる物の少なかった戦国時代には考えられない話。

 

 

 

武将たちが命をかけて国の礎を作った戦国時代を経て、こうして世の中は次第に平和になっていきます。

 

 

 

 

現代に実際に戦飯を食べられるイベントが?!

さて、戦飯が食べられるイベントが、7月2日に東京の大井競馬場であります。

その名も合戦フェス!!

チャンバラあり!戦国体験あり!忍者もいるよ!戦国をテーマにした超体験型フェスです!

フェスといえば楽しみの一つがご飯ですね。BBQ大学を運営するLH株式会社さんプロデュースによる「戦国武将も食べていたかもしれない!合戦フェス限定戦飯」が食べられるようです。

戦国ねぎみそ団子、梅天ぷら大名うどん、戦国パフェ、裏切りソーダなどなど。。

 

数々の戦に疲れたら戦飯を食べてパワーチャージ。

食べると武将たちみたいに強くなれるかも!?^^

是非7月2日は大井競馬場に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 

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《合戦フェス概要》

◆日時:2017年7月2日(日)10時~18時
◆入場料:無料
※メイン戦場、飲食店など一部有料のコンテンツがございます
◆場所:大井競馬場 ウマイルスクエア
http://www.tokyops.co.jp/umile/access/

主催:NPO法人ゼロワン  株式会社IKUSA(旧・株式会社TearsSwitch)   LH株式会社

公式サイト:http://tyanbara.org/kassen-fes/

公式Facebook:https://www.facebook.com/kassenfes/

 

合戦フェスのような戦国をまるごと体感できるイベントを開催したい!という方はぜひIKUSAのサービス一覧ページをご覧ください☆
→https://tyanbara.org/business/service/

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