みなさま、こんにちは。
ゼロワン関西メンバー、太鼓奏者のいけだです。
2017年を振り返ると、日本全国各地でチャンバラ合戦が行われ、早馬の如く駆け抜けてきたと言う印象があります。
その中でも個人的に印象に残った今年映画化で話題にもなった「関ヶ原」で勃発し、
戦乱の世に終止符を打った天下分け目の戦いを再び現代に蘇らせた6月24日、25日の2日に渡って開催された
「関ケ原チャンバラ合戦2017」を振り返りたいと思います。
今回この関ヶ原の地で開催するのは、2回目でした。
前回のイベントでお世話になった主催者の岐阜県庁様、関ケ原町様に再度依頼をいただき、開催することができました。
前回の開催レポートはこちら↓
小早川軍の裏切りあり!?チャンバラ合戦-戦 IKUSA-がついに天下分け目の関ケ原の戦いを蘇らせる!
10武将が集結!!いよいよ天下分け目の戦い開始!
今回は実際の「関ヶ原の戦い」でも活躍した東軍・西軍の合計10武将の各陣営に分かれての戦いです。
武将名が書かれたのぼりの下、子どもから大人まで、主君に使える頼もしき武士(もののふ)達が集いました。
東軍総大将である徳川家康、西軍からは大谷刑部(おおたに・ぎょうぶ)からの天下統一に向けた熱い意気込みが語られ、
武士達の頼もしき「オーーーっ!!!」の勝鬨(かちどき)が響き渡ります。
ただ、引っかかるのは、東軍・徳川家康がほのめかした「謀反の狼煙」。。。
そこに西軍内に「裏切り者」がいるかもしれないという疑念が生まれましたが、まさかそんなことがあるわけ…ないよね?
チャンバラ合戦-戦IKUSA-の資料ダウンロードはこちら刀をあげよ!「戦、開始ーーーー!!」
疑念が生まれようとも、ただ仲間を信じるのみ!
戦いの火蓋は切って落とされた。各陣営での軍議を経て、みんなで戦いの準備は万端!
MCによって「戦、開始〜〜〜!!」の掛け声が発せられると、武士達は一気に戦場を駆け抜けます。
緊急事態!!西軍にて裏切り!?!?
ん?西軍の小早川軍に不穏な動きが。小早川氏、いったいどうしたのか!?小早川秀秋「これより拙者達は、西軍に反旗を翻し、東軍につくことに致した!!
小早川軍よ! 赤い命を捨てて、青い命に付け替えるのじゃ!!拙者についてまいれ!」
徳川家康が話していた「裏切り者」の疑念が確信に…
関ヶ原の最終局面に来て、まさかの裏切り。
このままでは東軍が数的優位に立ってしまう。
となると、西軍の敗北に近づいてしまう。。。
??「待たれよ。ここに来て裏切るとはもってのほか。我がお主を止める!!」
裏切り者を阻むもの
西軍でただ一人、小早川軍の裏切りを予測していた武将、その名も大谷刑部が行く手を阻む。
今回、関ヶ原の戦いにちなんだ特別のルールとして、小早川軍と大谷軍が戦い、そのうち倒された小早川軍が大谷軍として戦う特別ルールが発生!!
太閤殿下・豊臣秀吉が亡き後も西軍に忠義を尽くす大谷軍と謀反を企ててしまった小早川軍との戦い。
かつて行われた関ヶ原の合戦でも二人の武将はこう対峙していたのでしょうか。
歴史が覆ってしまう場面もありつつ、
最後は、東軍・西軍で大団円!!
アクティビティとして楽しむ歴史
今回の「関ヶ原の合戦」のように、NPO法人ゼロワンでは歴史上実際にあった戦いになぞらえた合戦も開催しております。
その地域にある歴史=魅力を発信し、歴史的瞬間を疑似体験できるのも、チャンバラ合戦が「体験型合戦アクティビティ」であるからこそ成せる技だと私は考えています。
チャンバラ合戦という「遊び」を体験することを通して、
子どもから大人まで、そして地域・国籍を超えて、みんなが笑顔になれる機会を2018年も提供できるよう運営一同邁進していきたいと思います。
それでは2018年も皆様とどこかの合戦場でお会いできることを祈りつつ…
良いお年をお迎えください!!