
漫画の必殺技をガチでやってみたシリーズ、第三話「酒はホロ酔い、花は蕾」
みなさんこんにちは。漫画を買う前は、必ず特典付きかどうかを調べる、チャンバラ運営スタッフのみやか(@6_miyaka)です。。私の最近のお気に入り漫画は、河合朗先生の「ギャルとオタクはわかりあえない。」です。
主人公のギャルまりあの秘密は、萌え系アイドル「TEN」の大ファンだということ。けれどその秘密を、クラスでも目立たない地味子・音無に知られてしまうところから、物語がスタートします。ドロドロとかは一切なく、すごくコミカルで面白い内容です!
コミックウォーカーにて、1話目と最新話が読めますので、気になった方は、是非読んでみてください!
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なんで私が、こんな普通に漫画の紹介をしているのかって?
企画が思った通りに進まないからだよ!
漫画の必殺技をガチでやってみたシリーズ、第三話目です!このシリーズは漫画ソムリエの私が、NPO法人ゼロワンの大阪代表の池嶋亮に漫画のキャラクターが使う必殺技を習得させ、最強の主人公に育て上げるという企画です。
池嶋亮が最強の主人公となった時、NPO法人ゼロワンの理事長の米田真介を倒す…
予定です。
登場人物
前回のあらすじ
必殺技習得2つ目の対戦相手に選ばれたのは、ゼロワン大阪の爽やか枠、かんちゃん。手こずるも、なんとか呼び出しに成功。
2つ目の必殺技は、高校生の時に練習していたという牙突零式。第一話と同様に自信満々に挑むも、
彼の「練習してた」は、もう信じない。先が思いやられる結末で、最強なんて夢のまた夢…というところで、二話目を終えました。
詳しくはこちら↓
漫画の必殺技をガチでやってみたシリーズ、第二話 「イケメンは世界を救う」
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まずい、これは非常にまずい。私の計画では、理事長を倒すまでの修行期間はだいたい勝つ予定だったのに。
※ちなみにこのブログの決戦は、完全にノンフィクションです。大阪代表は本気で戦っております。
ぽっちゃりのくせに、無駄に写真映えする大阪代表の~
馬鹿野郎~
※薄々予想はしていましたが、拳を痛めました。
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でもそもそも、何故大阪代表は勝てないのだろうか?普段のノーマルなチャンバラは結構強いのに。…もしかして必殺技とチャンバラの相性が悪(ry
いや、そんなことはない。これは何か原因があるはず!!なので今回は初勝利のヒントを探るべく、読者様からいただいたお手紙を読んでみたいと思います!
ゼロワンは、読者様のお声を大事にしております!
大切なことなのでもう一度、読者様のお声を大(ry
ふむふむ。概ね高評価をいただいているようで。ありがたや、ありがたや。しかし、いくつか気になる感想が、、、
・とにかく必殺技のクオリティが、凄まじく低い(原作者に謝ってほしい)
・本当に最強の主人公を目指しているの?
・そもそも必殺技をすぐに出し過ぎでしょ
;´Д`);´Д`);´Д`)はわわわわ~
…んんん?必殺技をすぐに出し過ぎだと?!(前回と前々回の戦いをチェックしよう)
出してる、出してるわ。そんな大事な見せ場を、大盤振る舞いする主人公なんて見たことがないぞ!
あれっ、お手紙にまだ続きがある!今後やって欲しい必殺技一覧、、、
うおおおおおお
見つけてしまった、私は見つけてしまった。戦闘の序盤に出しても全く違和感がなく、そこそこ知名度もあり、強くてカッコいい必殺技を。
決定です。今回大阪代表に習得してもらう技は、ボクシング漫画の名作「はじめの一歩」に登場する間柴了の代名詞、、、
フリッカージャブ!!!
※ここから先は多少のネタバレを含みます。はじめの一歩を読んだことがない人は、読んでから見てね!
はじめの一歩とは
1989年から、講談社で出版されている「週刊少年マガジン」で、森川ジョージ先生が連載されている漫画である。
母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公「幕之内一歩」が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに、鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流や、ライバル達との戦いを通じて描かれています。
2017年2月現在で、116巻まで発行されている長編漫画です。
あえて刀技じゃない必殺技を習得する。そんなこと、誰がこの企画で予想しただろうか。ありがとう。お手紙をくれた、ペンネーム“日本刀で毎朝髭剃り”さん。あなたのおかげで、この企画のネタが尽きないことを確信いたしました。
よし、とりあえず大阪代表を呼び出そう。
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ピロリロリン
こりゃまたテンション高いスタンプが来たわwwwww相変わらず無駄にスタンプの使い方が上手いなwwwww
大阪代表もやる気になってくれたので、技の習得に入りたいと思います。
またしても、、、
先ほどまで沈み切っていた私の気持ちが、企画スタート前の気持ちの良い感じに若干戻りつつありますが、、、やはりいざ本番になると、不安しかありません。
さてさて、大阪代表はいつ来るのかしら。
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え?
あたかも前からここに立っていたかのように、街中に溶け込んでいる。(この人普通に登場することできないのかな…)
「お疲れ様です。…あれ、藤根氏はいないんですか?」
「お疲れ。彼は旅に出たよ。もう一度自分を見つめ直すそうだ」
自分を見つめ直す旅wwwww
第一話の最後に、勢いで仲間になりたいと言ってきたぐらいだから、こちらも相当な男だと覚悟はしていたが…案の定なかなかの仕上がりぶりです。
「…ではお一人でお願いします。今回の必殺技は、はじめの一歩から選びたいと思います」
「はじめの一歩?センスが良いな。フリッカージャブとかは、普段のチャンバラで活用させてもらっている」
まことかね~(^q^)
でました、まさかの三話連続の習得済。そして、刀を使わない技を既にチャンバラに活用していたという衝撃。
「…では見せてください(やばい、また企画が成り立たない気しかしない)」
「構わん。使い始めて3年、そろそろ我が物になってきたところだ」
フリッカージャブとは
「死神」と呼ばれている間柴了の代名詞と言える技。高速スピードで、通常のジャブとは異なるアングルから手が出て来る。長いリーチでスナップを効かせて打つため一発の重みは無いが、ムチのように当たった箇所が腫れやすい。
はい、では大阪代表のフリッカージャブを見てみましょう。
コイツ中之島の銅像にしてやろうかな(^q^)
「なんですか、これ」
「えっ?もしかして、はじめの一歩読んだことないの?」
「…」
フリッカージャブの習得ポイント!
まず左ガードを下げた攻撃的な構えのデトロイトスタイルから、
振り子のようにリズムを刻み、
長いリーチを生かして遠距離から手首のスナップを効かせて鞭のように放つ。
…ドヤ顔がすごい腹立つ。
「ちなみにこれなら勝てそうですか?」
「まぁ待て、もう1つあるから」
「え?!」
何ニヤついてんだよ、ポンコツが(^q^)
「いやだから、なんですかこれ」
「やっぱり。さては漫画ソムリエのくせに、読んだことないなぁ?間柴のもう1つの必殺技、チョッピングライトだ!」
チョッピングライトとは
身長差を活かした打ち下ろしの右ストレートで、フリッカーに次ぐ、間柴了のもう一つの代名詞。主にフィニッシュブローとして用いる。
「…(チョ、チョッピングライトのチの字も感じられない)」
「うん、今回の決戦はこの2つの技でいこう」
「え?」
「やっぱり!!はじめの一歩を読んだことな(ry」
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はい、これまでと同様の残念な流れとなってきましたが、今回はこの2つの技でいくことになりました。今回も嫌な予感しかしない…。
チョッピングライトの習得ポイント!
フリッカーで相手を痛めつけ、弱ったところで距離をつめ、
相手に恐怖心を植え付ける鬼の形相で、
渾身の力で打ち下ろす、強力な右ストレート。
不愉快極まりないですが、習得ポイントを説明する時は、そこそこ形になっている…。ただ1つだけ、私は言いたいことがある。
顔より口元にある手が腹立つ!
今回の対戦相手は誰だ?!
一話二話とメンバーを騙してきましだが、タイヘンココロガイタムナリ。今回は私のブログでよくカメラマンをお願いしている、メンバーのやまけんさんにも仕掛け人としてご協力頂き、三戦目の相手を騙します。
さて今回のメンバーは…
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NPO法人ゼロワン 大阪所属、加藤祐基!
NPO法人ゼロワンの通称、呑兵衛(のんべぇ)です。自分のことを呑兵衛と名乗るぐらいなので、かなりのお酒好きです。良きお兄さんで、私の呑み仲間です。
この呑み仲間というのを利用して、「お昼からお酒が呑めるフェスがあるらしいので、一緒に行きませんか」というLINEを送り、騙すことにしました。
結果は、、、
すごくOKなスタンプが送られてきました。マジちょろすぎてワロタ。もう一度言います、マジちょろすぎてワロタ。
さすが呑兵衛さん。ということで、不審者大阪代表を街中に残し、私とやまけんさんは加藤しゃんと合流しに行きました。
※もちろんお酒のフェスなんて存在しません!
二戦目の相手、加藤祐基登場
お酒のフェスに行けると思っているであろう加藤しゃんを、騙されているなんて思いもしてないであろう加藤しゃんを、
私たちは無事に、決戦の地へ誘い込むことに成功しました。
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えっ、池嶋くん?!
右手にビール、左手にポテチという、マリオだったらスター状態の酔っ払いも、さすがに状況が分かってきたみたいなので、ここでネタバラシ。
「すみません、お酒のフェスっていうのは嘘なんです。これから亮さんと戦っていただきます」
「マジか、やっと状況が読めたわwww」
「おやおや、酔拳の使い手でも連れてきたのかな?」
(マジで1回、鼻からウイスキーでも流してやろうか)※大阪代表は超下戸です
戦いの様子は動画をご覧ください。
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あぁぁぁぁぁぁぁぁ
あーあ。まさかとは思っていたけれど、まーたやりやがった。勝者は、加藤祐基!
戦いも終わったので、大阪代表が何の必殺技を使っていたのかを加藤しゃんに説明。
「うわーこの企画、もうなんでもアリなんだねwww」
「いや、こんなはずではなかったんですけど…」
「次は絶対にちゃんとした技、やってもらいますからね?」
「…おう」
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今回も大阪代表は、勝利を掴むことが出来ませんでした。飲酒している人にも勝てないなんて…。この企画の未来が本当に心配ですが、(たぶん)まだまだ続きます!
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後日、自分を見つめ直す旅でお休みされた藤根氏から、LINEで写真が届きました。
鍛錬してらっしゃるwwwww金沢に行っていたそうなのですが、まさかの胴着姿ワロタ。
第四話につづく
次回、必殺技ブログにイノベーション再び?!