
振り返りと新しい挑戦と忘年会を通して思うこと
2017年、最後に振り返りと感謝の意味も込めブログを発信しようと思っております。身体は弱め、娘が体調を崩していたので、俺も移りそう〜と思ってたらバッチリお熱でテンション上がっております。
申し遅れました、、、忘年会ではこんな事をさせられるNPO法人ゼロワン理事長の米田でございます。
なぜこんな事を…
NPO法人ゼロワンを立ち上げたのが2013年12月になりますので、早4年の活動期間となりました。が、実際にはチャンバラ合戦-戦 IKUSA-は任意団体ゼロワンの2011年からはじめており、そこから考えるともう7年目の活動となっております。
初めての開催
今まで色々な事がありました。
遠く古い時代から振り返れば課題の無い組織や物事など皆無だと思うので、1年ほどをみてみようかと。今回は得意の手描きの絵を封印して、出来るだけまじめに書き綴っていこうと思います。
2017年は内部強化が必須だった

NPO法人ゼロワンロゴ
ゼロワンメンバー
NPO法人ゼロワンは東西で約60名。そのうちの9割が社会人の団体で構成されています。いい意味でも悪い意味でもみな常識があり、一定の業務遂行レベルを持っています。また、想いをもって参加してくれる優秀なメンバーがほとんどです。さらには、チャンバラ合戦-戦 IKUSA-のコンテンツは参加する人を笑顔にし、運営する我々に幸せと達成感のフィードバックを与えてくれます。このコンテンツサービスが強力すぎて、内側をそこまで顧みなくともグイグイと成長を続けることができました。
おそらく他のNPO団体や、民間企業ほど組織としての仕組みづくりや体制づくりに比べれば、ゼロに等しいレベルだったのではと。(もちろんゼロではない)
正直メンバーそれぞれが意識せずとも、成長と運営の両輪が成り立っていました。
急激な成長からしわ寄せによる綻びが
- 自分たちのミッションがわからない!あなた達のミッションはなんですか??と内側も外側も迷いが生じたり。
- ありがたいことに年間合戦数が100回を超えるとさすがに組織内部にも疲弊の色が。モチベーションと共に会議への参加率が下がったりイベント時の人員不足に陥ったり。
- 新しいチャレンジにはお金と負荷がつきもの。喧々諤々やりあったり。
- 成長の流れとプライベートな時間の確保の難しさから離れていくメンバーもいたり。
- 私自身が理事長降りてもいいかなと思ったり。(これは超個人的な感情です)
…etc
成長を続けることは良いことばかりではありませんね。ネガティブな事を見れば他にもたくさんありますが、組織はトップで99%決まるという言葉があるとおり、こういう状況に陥ったのは自身の力不足だなと思っており、そこに関しては言い訳の余地もありません。メンバーは各人で課題意識があったり、局所的に行動してくれている人もいました。しかし、こういう時に旗を振って全員を導けるのがトップの役割ではないかと。
そんな中で思うのは、参加してくださる方々の喜びの声と笑顔が2017年もたくさんあったこと。我々に期待してお仕事や新しい可能性としてチャンバラ合戦-戦 IKUSA-を活用してくださった企業・団体・行政・地域の方々。そして、関わってくれている愛すべき優秀なメンバー達への強い感謝です。熱で弱っているからではなく、本当に心の底から感謝の言葉を温度を込めてお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございます。
新しい挑戦に駆けた1年
課題は内側に沢山あるものの、我々の強みは前に進んでいく力だと思っています。今年も新しいことや大きなチャレンジが沢山できた1年でした。
様々な事がありました
簡単に特徴的なものを箇条書きします。
- NHK大河 真田丸とのコラボ in 大阪城
- 段ボールや空気で膨らます城壁を開発!「築城-CHIKUJYO-」を開催
- 馬もいないのに馬防柵、矢もまだ無いのに矢立、そしてお堀までも開発!
- IKUSAで戦うだけでなく、甲冑・家紋バッジ・チョンマゲのワークショップも導入
- 地方創生 可児市の乱がもうすぐ1万人の侍
- テーマパークよみうりランドにて年間定期開催の実施
- 武将役におもてなし武将隊や俳優さんに入って貰うようになったり
- 日本全国の城や城趾で-チャンバラ合戦-戦 IKUSA- を開催
- 超体感型イベント「合戦フェス」の開催 5000名の動員に
- 6月4日は「武士の日」!日本記念日協会より正式に認定
- TV、ラジオ、新聞、雑誌などメディアの掲載数過去最高。講演も増加。
- 大阪、東京についで、NPO法人ゼロワンの岐阜支部設立!?
- 刀と命を光らせる事に成功。明るいところだけでの戦いから暗いところでも。「夜襲-YASYU-」を開催
- 新命とアプリの開発によりIoTチャンバラの検証をクローズドで実施
- ミッション性チャンバラを導入し、新たなIKUSAの未来を見る
- 年間合戦数は100をゆうに超え、のべ2万人近い侍を世の中に生み出した
…etc
とある企業様からは1000人を超える人数でのチャンバラ合戦を3年連続ご依頼頂いていたり、とある球団さまで開催頂いたり、2400名や5000名規模でご依頼もいただくようになってまいりました。
それぞれを振り返れば悠久の時を必要とするので、一旦のまとめとして。各種まだまだ発展性もあるので、いずれしっかりとまとめた内容が公開されるものもあるかと思います。
個人的な後悔としては海外への展開も今年度にしておきたかったのですが叶わず。種は少しずつ蒔いているので、それはまた来年となりそうです。
一つの夢
チャンバラ合戦-戦 IKUSA-天下統一の夢
また、チャンバラを開発した日から夢見ている、日本全国で-戦 IKUSA-の軍を各人で作って頂き、一同に介して戦う天下統一戦!これを早く開催したいと思っています。
皆さんがそれぞれの家紋とノボリを用意して、1人の軍もあれば100人の軍もあり折々混ぜて、地域で分けて戦う。(人数差はあえてそのままで戦う)
優勝し、天下統一した地域で次年度にまた天下統一戦を開催。なんて夢物語を追いかけ続けています。あと1年頑張ればできそうな気がしています(笑)
そしてさらに、それをグローバルに拡げて世界各地から集めて世界統一戦を行いたい。世界一平和な-戦 IKUSA-。と我々はうたっていますが、こんなことも実現できたらうれしいですね。
はじめて外にオープンにしてみた東西の忘年会
なぜか今年は東西ともにこれまでのファンの方や関わりがあったかたを含めて忘年会という形になりました。感謝の意も込め、普段せかせかして交流もできないので、我々の活動も理解してもらいつつ、ゆっくりと楽しめることを目指しておりましたがそれぞれ色が出ました。
東京の忘年会は、、、
なぜこんな事を…その2
大変な内輪ノリとなり大変お見苦しかったり、引いてしまう内容もあったかもしれませんが、これが東京の勢いでございます。この勢いとキャラクター性が各人にあるからこそ我々ゼロワンの成長があると認識しています。東京の誰かは嫌いになっても、ゼロワンの事は嫌いにならないで下さい!!
ちゃんと最後は綺麗に終了
大阪の忘年会は、、、
手料理でおもてなし
新しい試みとしてチャレンジした、「IoTとしてBluetoothで命とアプリを繋ぎ位置情報を取得しながらのチャンバラ in 大阪城」を開催。(これに関してはまた別途ブログを書く予定です)
その後会場へ移動してメンバーがお酒と手料理を振る舞いました。おでん・カレー・チキン…etc
チャンバラの所から忘年会の動画を参加者の@kurosawaさんより素敵な編集いただきましたので掲載します。
2018年は忘年会をオープンでするかどうかはわかりませんが、我々はこれまで関わってくださった皆さんと一緒に今後も新しい何かを作り、楽しさを共有し、活動していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
終わりに……
こんなことを言うと身も蓋もありませんが、我々NPO法人ゼロワンのチャンバラ合戦-戦 IKUSA-は世の中に無くても影響はないものです。
ですが、立ち上げてから都合6年を振り返ると、非常に沢山の方の笑顔とありがたいお言葉が脳裏に焼き付いています。「もっと開催して欲しい、うちでやりたい、まるで昔を思い出すよ、今までの遊びで一番楽しかった」などと言われると存在している意味を実感できます。
そして何より、実は誰よりも、チャンバラ合戦-戦 IKUSA-で一番遊んでいたいのは私だと認識しています。このアイデアを思いついた時、まさに雷に打たれたような衝撃が走ったのを覚えています。自分が楽しいのはもちろん、これは絶対に世界中に拡げることができると。
「だって単純に、理屈抜きにめちゃくちゃ楽しいし、善い遊びだから」なんてことを思いました。
もちろん拡張性や継続性と共にビジネス的な展開も視えていたからこそ、自分の人生の大半をBETしたわけですが、それを実際に出来るひとは少ないことも大人になった今はわかるようになってきました。
6年継続してわかったのは、運営・参加者問わず、誰かの人生の時間を頂こうと思ったら自分が先に何かをGIVEすること。何もなかった自分が初期に提供したのは、アイデアと時間と想いでした。それは人生における覚悟とも言えるものなのかもしれません。
今はみなさんからの時間や想いを頂いているという感覚があります。その証拠に、2017年の挑戦は自分が当初思い描けていなかったことばかりで、自分が関わっていないものも多々あります。優秀なメンバーと共に進みながらも課題は山積。参加者の方だけでなく、メンバーにも何かを提供できないかと、勝手に重圧を感じて負けそうになる時もあります。
ゼロワンの先に思い描いている夢はあと数個先。それが叶うまでにもっともっと面白い仕掛けがイメージできます。その道程を皆様とご一緒できれば幸いです。
現場でのみなさんの興奮した歓声に後押しされて我々は今後も活躍していきますので、何卒応援のほどよろしくお願いいたします。
東京オリンピックの開催セレモニーか選手村でIKUSAをやりたい!