皆様、こんにちは。政所の阿世賀です。
たくさんの方のご支援をいただきながら、4月から毎週のように全国各地で チャンバラ合戦-戦 IKUSA- をしております。ありがとうございます。
先日、任意団体だった頃のゼロワンを知ってる友人から、「なぜIKUSAがこんなにも大きくなっているのか」と嬉しい声をいただきました。
その理由の1つは、運営をしているNPO法人ゼロワンにあります。
私ごとですが、自身の都合で運営メンバーを半年間ほど離れておりました。半年間離れて感じた、このNPO法人ゼロワンが持っている強さの秘密を少し語りたいと思います。
組織(団体、集団)として、成果を出す組織とは!?
組織としてパフォーマンスを高めるために考慮すべき概念として、組織文化、経営システム、理念など様々なことが挙げられます。
その中でも、NPO法人ゼロワンが極めて抜きん出ていると感じるのは、次の2つです。
① 「多様性」を活かしていること(ダイバーシティ&インクルージョン)
→多様な人が存在し、「違い」を活かすことにより価値を生み出す。
② 「集団凝集性」が高いこと
→集団がメンバーを引きつけ、その集団の一員であり続けるように動機づける度合いが高い。
この2つが、ゼロワンの強みであり、今後成果を出す組織として重要な要素だと思っています。
強さの秘密その①「多様性」(ダイバーシティ&インクルージョン)
今後、多様性のある組織が生き残ることは、読者の皆さんが既にご存知のとおり。
我々ゼロワンメンバーは、全員がダブルワークであるため、それぞれ職業も異なり、それぞれの立場で活躍しています。
職業でいうと、Webコンサル、人材コンサル、商社、旅行会社、地方自治体、教師、コーヒー屋、イベント企画会社、デザイン会社。
会社での地位も、20代後半から30代後半までの若手が多いものの、中には経営者、ゼネラルマネージャー、ミドルマネージャーもいます。
よって、個々のスキルや知識、視野や視座も全く異なります。様々な意見があり、様々な情報が入ってきます。
ゼロワンには、この個々の「違い」を受け入れ、それを価値に変え、誰しも平等に関わることで個々の能力を最大限発揮させることができています。
たとえば、WebディレクターがリーダーとなりWebチームを作り、このWebサイトを作成や修正をしています。
そもそもWebディレクターが自社にいること自体が強みであるのですが、それだけでなく、マーケティングに詳しい者やデザイナーがいます。何も仕事以外に、単に服が好きでオシャレ好きな人でもいいんです。こういった多様なメンバーが入り、互いの強みを引き立たせ、互いの限界を補い合うことで、相乗効果を生み出すことができます。
わずか十数名でここまで成長させてきたのは、他の組織に抜きん出て、この多様性が高いことにあると思っています。
強さの秘密その②「集団凝集性」
集団凝集性とは、集団の魅力のことです。集団の魅力が高いと、集団がメンバーを引きつけ、その集団の一員であり続けるようとします。そのため、凝集性が高いほど良い成果が出ます。ゼロワンはこの集団の凝集性が非常に高いと感じます。
なぜ、凝集性が高いのか。その理由は、2つあります。
1つは、自己実現ができること。もう1つは、メンバーが互いに好意を持てること。我々ゼロワンメンバーは、この2つが実現されているため、集団の魅力が高まっています。
◼︎自己実現ができること
ゼロワンには、組織としてのミッションがあります。メンバーはそのミッションに向けて活動しているわけですが、個人のミッションや目標は、別である人ももちろんいます。
このゼロワンでは、やりたいことができます。自分の重要な目標を達成することができます。
たとえば、私自身「自分の好きな伊丹市を良くしていきたい」という思いがあります。そのため、実際に伊丹の小学校でチャンバラを提案し、実現できました。
他にも、「企業研修がやりたい」というメンバーは、企業研修用のプログラムを企画して実現しました。
スキルの向上においても、MCができるようになったり、フォトショップやイラストレーターが使えるようになったり、身に付けたい能力を身につけることができます。
これは、ゼロワンが常にチャレンジ精神を求めているため、自分自身でどんどん新しいことに取り組め、スキルを身につけることができます。多様性があるメンバーだからこそ、その業界・スキルに詳しい人がいて、教えていただけることも多いです。
◼︎メンバーが互いに好意を持てること
誰々とだからやりたい。こういった人として根本的な欲求は、集団の魅力として重要な要素になります。
一般的に会社では、人を選べないのが本来であります。しかし、ゼロワンはもともと、尊敬する人や、「この人と仕事したらおもしろそう」と思う人を集めてできた団体でした。そのため、皆が尊敬し合い、相手を尊重しつつも厳格に対応する。そんな強い信頼関係があります。
また、仲間意識をより強く持つために、メンバーで合宿をしたり、遠征の後に現地で楽しく遊んだり、観光したりしています。
一般企業であっても、組織としての一体感をもたせるために、社員旅行を行う企業が近年増えてきています。
こうして、メンバーが互いに好意を持つことができると、集団としての魅力が高くなります。
ゼロワンにとって、この凝集性の高さが、組織として継続し、より良い成果を出せています。
こんな変わった団体に興味ある人はいつでも(笑)
ゼロワンメンバーは今や、大阪支部、東京支部を合わせれば30名を超えています。
ゼロワンメンバーへ入る理由は、チャンバラ合戦-戦 IKUSA-という魅力に感じて入っていただくだけではなく、実は運営メンバーに惹かれて入ったというのも大いにあります。実際に、私自身そうでした。
少しでも、この変わった団体に興味がある方は、是非是非チャンバラをしに来て、一緒に飲みに行ければ幸いです。私たちも、多くの方とのつながりを大切にして、ともに成長していきたいと思っています。
では。