岐阜県可児市でじわじわと広まってきているチャンバラ合戦-戦 IKUSA-。第3回目の開催は、初の2ヶ所同時開催として5月15日に行われました。今回も、両会場で盛り上がった様子をレポートしていきます!
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可児市侍が1000人を突破!
今年度から可児市の戦国城跡巡り事業の一環としてチャンバラ合戦は、3回の開催でのべ参加人数が1,122名となりました!!1ヶ月半でこんなに可児市の侍が増えるとは、本当にありがたい限りです。
これだけ侍が増えている要因は、可児市からの情報発信が的確であることと、シンプルなルールで誰もが楽しめる外遊びだからではないかと考えています。
実は年齢・性別・国籍を問わず楽しめるチャンバラ合戦。今後も続いていく可児市でのチャンバラ合戦では、子供も大人も真剣に刀を振るう姿がたくさん見られるでしょう。
これまでの可児市でのチャンバラ合戦レポートや、可児市の地方創生としてチャンバラ合戦-戦 IKUSA-が選ばれた理由などについては、過去の記事をご覧ください。
チャンバラ合戦-戦 IKUSA-公式サイトはこちらチャンバラで地方創生 in 可児市 過去記事
今渡・帷子の戦い
今回の今渡・帷子の戦いは、それぞれ今渡公民館まつり・帷子公民館まつりで、チャンバラ合戦を開催しました。両会場合わせて486名(大人98、子ども388)が新たに可児市の侍となった戦い。それぞれの地区と合戦を詳しく見ていきましょう!
今渡:屋根より”高すぎる”こいのぼり
屋根より高いこいのぼり~♪
誰もが馴染みのあるこの歌い出し。5月といえば、こいのぼりですよね。
合戦の会場となった今渡にも立派なこいのぼりが♪
……あれ?
なんじゃこりゃ!?
こちらの大規模なこいのぼりは、岐阜県可児市今渡にある御嵩クレーン株式会社が敷地内に設置してあるこいのぼり。なんと86メートルの大型クレーンのアームに68匹のこいのぼりが元気よく泳いでいます!!
残念ながら、5月5日までの期間限定だったため、当日にこいのぼりを見ることはできませんでしたが、今渡では名物になっているそうです。
帷子:なんて読むんだろう?
今渡と並び、もう1ヶ所の開催地となったのは『帷子公民館』。
ここでひとつ疑問が。「この漢字、読めない……。」
地元の方に、読み方を聞いてみると……なんと!!
「帷子=かたびら」
帷子(かたびら)地区は、名古屋市までのアクセスが良くベッドタウンとして開発が進んできました。そのため、可児市内でも帷子地区の人口がもっとも多く、市内の約1/5を占めているそうです。そんな帷子地区のお祭りはとにかく盛大で、たくさんの人と出店でにぎわっていました。
今渡:迫力の合戦!BGMは太鼓とドラと法螺貝
さぁ、ここからは、今渡・帷子両会場の合戦をレポートしていきます!
まずは、こちら。今渡の戦いの開戦を控えた様子です。開始前から長蛇の列で、戦開始を今か今かと待っている侍たちがたくさんいました。
チャンバラ合戦のスタート前に欠かせないのが、ルール説明。戦のプロである戦語りと戦目付けによって、わかりやすく合戦いの注意点や禁止事項が伝えられます。
ルール説明が終わるといざ合戦へ!
ここで登場したのが、ステージ発表を控えた可児市双龍太鼓さん。
可児市双龍太鼓さんのご協力で、合戦を盛り上げる演奏をして頂きました。合戦場の真横で響く迫力のある音で、いつも以上に合戦が盛り上がりました!
参加した子供たちのなかには、経験者も多く慣れた様子で激しい戦いが繰り広げられました。
チャンバラ合戦を楽しめるのは、子供たちだけではありません。
お父さんも!
お母さんも!
中学生も!
年齢問わずすべての人が、剣を握りしめて必死に、そして楽しく合戦場を駆けまわることができます!
帷子:粋な差し入れでちょっと一息♪
見てください!この、みたらし団子を美味しそうにほうばる顔!
これは帷子の戦いの休憩中のひとコマです。今回の合戦では、これまでの可児市開催でもっとも多い1日7回の合戦を行いました。連続して合戦を行うと、運営に慣れているスタッフでもさすがに疲れてしまいます。
そんなスタッフを見て、消防団の方から差し入れとしてみたらし団子を頂きました。このおかげでスタッフの元気が回復! 大盛況のチャンバラ合戦は私たちスタッフだけでなく、可児市の皆さんと一緒に開催しているのだなと改めて感じる出来事でした。
それでは、ここからは帷子の戦いのレポートです!
帷子:熱気ムンムン!甲冑Boyも登場した白熱の合戦
帷子の戦いで合戦場になったのは、この細長い場所。スペースが限られているなかでの合戦では、積極的な戦いになるケースが多いので、観ている側も熱くなってしまいます!
今渡の戦いと同様に、帷子の戦いでも合戦を今か今かと待ちわびる侍たちがたくさん。
チャンバラ合戦で勝つために、大切なことはなんだと思いますか?
素早さ? 体力? 剣道の経験?
どれも、合戦のなかで役立つ要素ですが、いちばん大切なのは「作戦」です。
だから、チャンバラ合戦-戦 IKUSA-では、合戦の前に戦のプロである戦目付けを中心に、各軍で作戦を考えます。この作戦の質や、どれだけ実行できるのかによって勝敗が決まることが多いです。
これから参加する侍はぜひとも「どんな作戦なら勝てるのか?」と考えて、合戦にのぞんでみましょう。
帷子の戦いでも、7回の合戦すべてで、子供から大人まで激しく楽しい戦いが行われました!
チャンバラ合戦はこれまで忍者や白魔道士など思い思いのコスチュームの参加者がたくさんいました。
帷子の戦いに参加してくれたのは、手作りの甲冑を身にまとった男の子! これから開催される可児市のチャンバラ合戦では、こんなオリジナルの衣装で武将や侍になりきった参加者が増えてくるといいですね♪
各合戦の最後には、参加者みんなで記念撮影。合戦中は敵同士でも、終われば同じ刀を持つ仲間になれます。
帷子の戦いでは、前回の花フェスタ春の陣で、合戦の合図役を務めてくれた、可児市ふるさと広報大使の塚本明里さんにふたたび登場して頂きました!
塚本さんのFacebookページでも今回の合戦がレポートされているので、ぜひご覧ください!
今渡:白熱!消防団&中学生 VS 運営スタッフ
帷子の戦いが終わりを迎えた頃、今渡の戦いも同じく終わりを迎え、後片付けに入っていました。そこにやってきたのは合戦場の横に消防車を出動させていた、消防団の皆さん。
ここでなんと、消防団&中学生 VS 運営スタッフの、今渡の戦いエキシビジョンの乱が勃発!!
市役所職員の皆さんとゼロワンスタッフ合同軍に対して、Choo Choo TRAINでチームワークの良さバッチリの消防団と、それを笑顔で見つめる中学生の合同軍。果たして真剣勝負の行方はいかに……?
両軍そろって息を切らしながら戦った結果は、2戦とも運営チームの勝利!! チャンバラ合戦-戦 IKUSA-のプロとしてのメンツを保てました。
悔しがっていた消防団&中学生チームも、最後はみんな笑顔で記念撮影♪
忍びの協力者、中学生ボランティアの活躍!
これまで可児市の開催では、可児市役所の職員さんとわたしたちNPO法人ゼロワンのスタッフで運営をしてきました。しかし、今回の今渡・帷子の戦いでは、各地区の中学生ボランティアにお手伝いをしてもらいました。
ボランティアの中学生に話を聞いてみると、希望すれば地域の行事ボランティアに参加できるそうです。そのため、チャンバラ合戦にかぎらず、他の出店やテントでもいきいきと活躍する中学生の姿がありました。彼らは中学生のうちから地域行事に関わることで、自分の住む可児市について考えることがあるようです。これから各地で開催するチャンバラ合戦によって、地元に住む彼らがさらに自分の街に関わるきっかけを作れれば嬉しいですね。
世界一平和なIKUSA、次回の可児市での開催もお楽しみに☆
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チャンバラ合戦-戦 IKUSA-公式サイトはこちらチャンバラ合戦-戦IKUSA-のお問い合わせはこちらチャンバラ合戦-戦IKUSA-の資料ダウンロードはこちら
【次回開催予告】兼山郷土かるた大会で開催!
兼山郷土かるた大会でのIKUSA詳細
日時 | 6月5日(日) |
場所 | 兼山公民館 |
受付時間 | 15時から16時 |
定員 | 各戦 IKUSA-30名まで |
申し込み | 当日現地にて受付のみ |
参加費 | 無料(参加者は刀を持ち帰れます) |
参加条件 | 1.年齢4歳以上のサムライ。 2.熱き侍魂を持っていること。 ※衣装の貸し出しは行っておりませんが、自前で衣装・コスプレで来ていただいて問題ありません。 ※会場には段差がある所もございますので、滑りにくい・脱げにくい靴はお控えください。 |
雨天 | 兼山公民館体育館 |
主催 | 可児市 |
協賛 | なし |
※すぐに定員になる恐れがありますので、お早めに受付にお越しください。
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「チャンバラ合戦」の運営サポートスタッフを募集します。
☆可児市の地方創生に取り組みたい方☆(リンク先は岐阜県可児市役所のHP)
老若男女全てが「笑顔」で「本気」になって楽しめる参加型エンターテイメントを体験することができます。
またチャンバラ合戦-戦 IKUSA-の活動に参加することで、プロジェクト運営を学べます。地域の人との交流を通じ社会参加・社会貢献ができる、とにかく楽しい活動です。
お電話かメール(kankou@city.kani.lg.jp)でお申込みください。
チラシ⇒ 集え!!サムライ!!可児市活性化のために!! volunteerstaff