近年、地域活性化の取り組みとして、戦国時代をテーマにした「戦国イベント」が各地で開催されています。地元の歴史や遺跡などの地域資源を活かしたユニークなイベントは、住民や観光客が参加できるものも多く、注目を集めています。
この記事では、地域活性化についてやそのポイント、戦国イベントを地域活性化に活用するメリットや実際の事例10選、戦国イベントを開催する手順について紹介します。
「地域活性化」とは
「地域活性化」とは、地域が抱える人口減少や経済の低迷、社会基盤の衰退といった課題に対して、地域の魅力や資源を活かして持続可能な発展を目指す取り組みのことです。
具体的には、観光の推進や地域イベントの開催、地場産業の振興、移住・定住の促進などが挙げられます。
地域活性化には、自治体・地域住民・企業・NPO・大学や研究機関など、さまざまな主体が関わります。それぞれが自発的に動き、また連携しながら、地域独自の価値を再発見し、内外に発信していくことが求められます。
「地域活性化」と「地方創生」の違い
「地域活性化」とよく一緒に使われる言葉に「地方創生」があります。
「地方創生」は、人口が東京圏に集中している状況を是正し、地方の衰退や過疎化といった課題を解決して持続可能な社会を創生する政策、もしくはそれに関連した取り組みです。2014年に「まち・ひと・しごと創生法」が閣議決定されたことをきっかけに注目を集めました。
移住促進や企業・政府関係機関の地方移転、地域雇用の創出、地方大学の支援、デジタルの活用などの取り組みが含まれます。
一方「地域活性化」には明確な定義がなく、地域内の課題を解決し、経済やコミュニティの活力を高める取り組み全般を指します。そのため「地方創生(の政策)による地域活性化」といった言い回しもされます。
参照:まち・ひと・しごと創生法
参照:地方創生10年の取組と今後の推進方向(2024年6月)- デジタル田園都市国家構想実現会議事務局
地域活性化のポイント
ここでは、地域活性化を実現するために必要な3つのポイントを紹介します。
1.地域資源を活用する
地域活性化には、その地域ならではの資源を活用することが重要です。地域にある歴史的建造物、特産物、自然景観などの資源を活用することで、地域の魅力を引き出し、他の地域との差別化を図ることができます。
地域資源の具体例
- 地域の歴史や遺跡、お寺や神社など
- 祭りや伝統芸能
- 自然景観や温泉
- 特産品、工芸品
2.住民の主体的な参加を促す
地域活性化には、住民が主体的に参加することが求められます。住民は地域についてもっともよく知っており、地域の課題やニーズについても的確に把握しています。住民が地域活性化に携わることで、より本質的な取り組みとなり、持続的な活動につながります。
また、取り組みのなかで住民同士のコミュニケーションが促進されれば、地域に活力が生まれ、活性化を支える大きな力となります。住民や地元の商店・企業などと連携することが重要です。
3.インターネットを活用して積極的に情報発信を行う
地域活性化を成功させるには、限られた予算で最大限に情報を拡散する必要があります。SNSやWebメディア・動画配信サービスは、費用を抑えて利用することができます。交流や情報交換・イベント告知などさまざまな目的を持つメディアがありますので、狙いやターゲットに応じて選定し、積極的に活用しましょう。
4.訪日外国人観光客の需要を考慮する
訪日外国人観光客が増えている現在、その需要を地域活性化に活かすことは有効です。彼らの注目を集めることができれば、多くの訪問者を期待できるでしょう。
インバウンドメディア(訪日外国人観光客向けのWebメディアやガイドブックなど)への情報発信を検討しましょう。また、多言語対応の案内やパンフレット、観光地のガイドツアーなど、外国人観光客が利用しやすいサービスも必要です。
5.外部の人材と連携する
地域活性化は自治体や地域の住民・企業などが主体となりますが、他地域の人材との交流・連携も重要です。長い間住んでいると、地域の魅力には意外と気づかないものです。外部からの客観的な視点で地域を評価してもらい、地域資源の活用につなげましょう。
また、地域だけでは対処できない問題を解決したり、よりクオリティの高い企画を実施したりするためには、専門的なスキルや知識を持った人材・企業に協力をあおぐといいでしょう。
戦国イベントを地域活性化に活用するメリット
ここでは、戦国イベントを地域活性化に活用するメリットを解説します。
1.地域の歴史・文化を再評価することができる
戦国イベントを実施することで、地域資源である地元ゆかりの戦国武将や、城・屋敷などの歴史的建造物が再認識されます。地域住民が地元に誇りを持ったり、観光客に地域の魅力を伝えたりするきっかけとなります。地域の歴史的背景に触れることが、地域文化の保存・発展にもつながります。
2.観光客の注目を集めることができる
戦国イベントは、全国の歴史好きや家族連れ、訪日外国人観光客など、幅広い層を引き寄せる集客力があります。これにより、地域の宿泊施設や飲食店、交通機関などの経済活動が活発化します。地元の特産品販売やご当地グルメの出店なども行えば、地域の魅力を発信しながら売上増を期待できるでしょう。
戦国をテーマにしたイベントは視覚的にもインパクトがあり、メディアやSNSで拡散されやすい特徴があります。取材やSNSの投稿を通じて地域の知名度向上につながりやすくなります。
3.参加型の企画と親和性が高い
戦国イベントは、来場者が参加する企画を取り入れやすいのが特徴です。戦国武将や姫に扮して練り歩く武者行列や、歴史を感じるアクティビティは、来場者が見るだけではなく自分も参加できる嬉しい企画です。
また、地元の住民が演者や出店者として参加することで、地域への愛着や一体感が生まれ、継続的な活性化が期待できます。参加型の仕組みを取り入れることで、戦国イベントは単なる観光資源にとどまらず、地域全体を巻き込んだ活性化の原動力となります。
戦国イベントを活用した地域活性化の事例10選
1.信玄公祭り
「信玄公祭り」は、山梨県甲府市で開催されている祭りです。武田信玄の遺徳を偲び、毎年開催されています。見どころである「甲州軍団出陣」は、武田信玄が上杉謙信と激突した「川中島合戦」に出陣する様子を再現します。戦国武者姿の参加者が、1,000人以上集結する様は見事で、全国から見学者が訪れます。
他にも、県内各地から「うまいもん」を集めたグルメフェス、地域で受け継がれてきた伝統芸能を堪能できる文化芸能フェスなど、山梨ならではのコンテンツを楽しめます。海外からの観光客招致にも積極的で、2020年には祭りへの参加を組み込んだ旅行パッケージを海外向けに本格展開するなど、先進的な祭りの観光活用を行なっています。
イベント概要
- イベント名:信玄公祭り
- 開催地:山梨県甲府市丸の内1 舞鶴城公園 他
- 前回の開催日時期:2025年4月4日(金)・5日(土)・6日(日)
2.清洲城信長まつり
「清洲城信長まつり」は、愛知県清須市で開催されている祭りです。舞台となる清洲城は、織田信長が居城とした城です。メインイベントの「時代行列」では、清須市の中学生が信長や妻の濃姫に扮して、武将隊とともに練り歩きます。
ステージでは高校生のブラスバンド部や、清須市のPRを行う武将隊、県内大学のお笑いサークルによる漫才バトルなど、地元ならではのパフォーマンスが繰り広げられます。市内のお店や観光地を巡る「チャレンジスタンプラリー」も開催されており、地域資源を最大限に活用しています。
イベント概要
- イベント名:清洲城信長まつり
- 開催地:愛知県清須市朝日城屋敷1-1 清洲城周辺
- 前回の開催日:2024年10月13日(日)
3.柳川戦国パーク2024 in おにぎえ
「柳川戦国パーク2024 in おにぎえ」は、福岡県柳川市で実施されたイベントです。柳川藩の初代藩主「立花宗茂」と、その正室であり立花城の女城主であった「誾千代」を題材として、NHK大河ドラマ招致を目指して実施されました。地域住民や観光客に、宗茂・誾千代と縁のある「三柱神社」や、三柱神社の秋季大祭「おにぎえ」に関心を持ってもらうことも狙いの一つです。
イベントでは、スポンジ製の刀を使って腕に装着した「命」と呼ばれるボールを落とし合う「チャンバラ合戦」や、立花家家臣団が着用した金色の兜を厚紙で制作する「紙製金甲兜制作体験」、宗茂&誾千代によるステージショーなどが行われました。当日は約5,000人もの来場者が訪れ、盛況を博しました。
イベント概要
- イベント名:柳川戦国パーク2024 in おにぎえ
- 開催地:福岡県柳川市三橋町高畑325-2 高畑公園
- 前回の開催日実施時期:2024年10月14日(月・祝)
参照:10/14に柳川戦国パーク2024 in おにぎえを開催 – 柳川商工会議所
4.上田真田まつり
「上田真田まつり」は、長野県上田市で開催されている祭りです。上田市のシンボルである「上田城」は、真田氏が最初に築城した城として知られています。「上田真田まつり」は、1983年に上田城築城400年を記念して始まりました。
当日は、真田幸隆・昌幸・幸村やその奥方など200人が参加する「真田三代武者行列」が街中を行進する他、信州真田鉄砲隊の演武、市内の太鼓団体による演奏、真田軍対徳川軍の決戦劇など、さまざまな企画が実施されます。地域に伝わる伝統芸能の演舞も行われ、地域の一体感を高めるとともに、観光客の注目を集める祭りとなっています。
イベント概要
- イベント名:上田真田まつり
- 開催地:長野県上田市大手1-11-16 上田市役所 本庁舎駐車場 他
- 前回の開催日:2024年11月3日(日)
5.「関ケ原合戦 決戦前夜大垣城」天下分け目の出陣式
「『関ケ原合戦 決戦前夜大垣城』天下分け目の出陣式」は、岐阜県大垣市で開催されているイベントです。大垣城は「関ケ原の戦い」において、西軍の石田三成が本拠地とした城です。
イベントでは、子どもが甲冑を着たり火縄銃を持ったりできる武者体験コーナー、大垣の木枡でオリジナルのランタンを製作するコーナー、地元のラジオの公開録音など、さまざまな企画が実施されます。地域の伝統ある菓子組合により、大垣城をテーマにした新作菓子の販売も行われました。
イベント概要
- イベント名:「関ケ原合戦 決戦前夜大垣城」天下分け目の出陣式
- 開催地:岐阜県大垣市郭町2-53 大垣城ホール 他
- 前回の開催日:2024年10月20日(日)
参照:「関ケ原合戦 決戦前夜大垣城」天下分け目の出陣式|大垣・西美濃観光ポータル「水都旅(すいとりっぷ)」
6.チャンバラ合戦 in 忍城 ~行田花手水タウン特別企画2024~「歴史は塗り替えられるのか!?」
「チャンバラ合戦 in 忍城 ~行田花手水タウン特別企画2024~『歴史は塗り替えられるのか!?』」は、埼玉県行田市の忍城址公園で開催されたイベントです。「忍城」は、戦国時代に豊臣秀吉の指示を受けた石田三成と、城代である成田長親が戦った城として有名です。
イベントでは、参加者が「成田甲冑軍」と「秀吉軍」にわかれてチャンバラ合戦を繰り広げました。また、戦国時代の文化を体験できる「戦国ワークショップ」では自分だけのスポンジ刀をつくれる「オリジナル刀作り」も実施しました。参加者はまるで戦国時代にタイムスリップしたかのような体験を楽しみました。
イベント概要
- イベント名:チャンバラ合戦 in 忍城 ~行田花手水タウン特別企画2024~「歴史は塗り替えられるのか!?」
- 開催地:埼玉県行田市本丸17-23 忍城址公園内駐車場
- 前回の開催日:2024年9月21日(土)
参照:忍城前広場にて「チャンバラ合戦」「戦国ワークショップ」を実施しました! | 大人も子供も楽しめるイベント|チャンバラ合戦
7.戦国宝探しin一乗谷朝倉氏遺跡 不思議な夢と石の声
「戦国宝探し in 一乗谷朝倉氏遺跡 ~不思議な夢と石の声~」は、福井県福井市で実施された謎解きイベントです。参加者は「宝の地図」を手に、戦国大名・朝倉氏ゆかりの遺跡や博物館、歴史ある町並みを巡りながら謎を解き、宝を探します。宝探しに成功した参加者には、オリジナルグッズや抽選で豪華賞品が贈られました。
謎解きは、家族連れや若年層に人気の高いコンテンツとなっています。さらに地域の歴史を反映したストーリーを盛り込んだり、遺跡や地域密着のお店を訪れる仕組みをつくったりすることで、参加者が地元の魅力を再発見できる機会を提供しています。
イベント概要
- イベント名:戦国宝探しin一乗谷朝倉氏遺跡 不思議な夢と石の声
- 開催地:福井県福井市安波賀中島町8-10 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 周辺
- 前回の開催日:2024年7月19日(金)~2024年10月31日(木)
参照:福井市で「戦国宝探しin一乗谷朝倉氏遺跡 不思議な夢と石の声」が開催中です! | 大人も子供も楽しめるイベント|チャンバラ合戦
8.三好長慶公武者行列in大東
「三好長慶公武者行列in大東」は、大阪府大東市で開催されている歴史イベントです。「織田信長に先駆けた天下人」とも言われる戦国武将・三好長慶の偉業を称えて実施されています。
メインイベントである武者行列では、約200名の参加者が武者や忍者に扮して練り歩きました。三好長慶役は、2024年には全国の三好姓の方から、2025年には全国の外国人の方から選出されており、常に新しい試みを取り入れています。過去には、地元高校生とコラボしたお茶会や、三好長慶ゆかりの地からの出張野菜販売、ふわふわ遊具の遊び体験など、多彩なプログラムが用意され、観光客や地域住民の交流を促進しています。
イベント概要
- イベント名:三好長慶公武者行列in大東
- 開催地:大阪府大東市北条2丁目19 北条公園
- 前回の開催日:2025年3月1日(土)
参照:三好長慶公武者行列in大東を紹介します! – 大東市ホームページ
9.松江武者行列
「松江武者行列」は、島根県松江市で開催されている歴史イベントです。豊臣秀吉に仕えて出世し、松江城を築城した堀尾吉晴が主人公です。堀尾吉晴やその息子・忠氏、武者や姫などの一行に扮した大勢の市民が、松江城への入城を目指し、松江市内を練り歩きます。
イベントの前後には、行列で身につける小物入れづくりのワークショップや着付け講習会、フォトコンテストなどが行われ、地域住民や観光客が参加できるように工夫されています。
イベント概要
- イベント名:松江武者行列
- 開催地:島根県松江市殿町1-5 松江城 周辺
- 前回の開催日:2025年4月5日(土)
参照:【公式サイト】松江武者行列 2025 | 4.5 (土) 開催
10.山城に行こう!2023 美濃金山城跡国史跡10周年イベント
「山城に行こう!2023 美濃金山城跡国史跡10周年イベント」は、岐阜県可児市で開催された歴史イベントです。可児市には山城跡が多く残っており、イベントではバスで城跡を巡る「可児市の山城巡り」、城に関する講演会などが行われました。
チャンバラ合戦や抜刀体験などの参加型体験企画、「鬼武蔵の手もみから揚げ」や「鶴翼で勝つバーガー」などユニークな戦飯の販売もあり、子どもから大人まで多くの来場者が楽しめる内容となりました。2日間で約4,500人が来場し、地域の歴史資源を活かしたイベントとして成功を収めました。
イベント概要
- イベント名:山城に行こう!2023美濃金山城跡国史跡10周年~心に響いた10の山城~
- 開催地:岐阜県可児市広見7-77 広見地区センター 他
- 前回の開催日:2023年11月11日(土)・12日(日)
参照:「山城に行こう!2023 美濃金山城跡国史跡10周年~心に響いた10の山城~」について/可児市
戦国イベントを開催する手順
ここでは、戦国イベントを開催する場合の手順を解説します。
1.目的とテーマを明確にする
まずは、イベントの目的とテーマを明確にします。観光客誘致や地域住民の交流、地域資源のPRなど、目的を明確にすることで企画に一貫性が生まれます。地域にゆかりのある戦国武将や歴史からテーマを決め、誰にどのようなことを伝えたいかを考えます。
2.会場と予算を確保する
続いて、会場と予算を確保します。地域資源として活用したい建物や遺跡がある場合、アクセスや安全面、広さを考慮して、利用可能かどうか検討します。そのまま会場とするのが難しい場合は、近くにある広場やホールなど、利便性の高い会場を使うのもいいでしょう。イベントの規模や来場者数を想定し、適切な会場を選定します。予算も確保し、具体的な計画を立てていきます。
3.運営スタッフを集める
次に、イベントのメインメンバーとなる運営スタッフを決めます。地域の歴史・イベント運営に関心のある人材や、過去にそのような業務に携わった経験のある人材が理想です。スタッフが決まったら、役割分担を明確にし、各自の責任範囲を共有しましょう。
4.企画を具体的に決める
ここまで決まったら、具体的な企画を考えます。武者行列、合戦の再現、歴史に関する講演、子ども向け体験コーナーなど、さまざまなコンテンツから目的にあった企画を選定します。地域住民が参加できる企画を多く取り入れることがポイントです。地元の伝統芸能の披露や特産品販売、郷土料理の飲食コーナーなども検討しましょう。
戦国イベントは、準備から本番まで、細かなスケジュールを立てて、タスクを効率よく進めることが求められます。自分たちだけで運営するのが難しい場合、イベントを専門とする会社に依頼するのもおすすめです。
5.告知と集客を行う
企画が決まったら、イベントを告知し、集客を行います。ポスターやチラシの制作・掲示・配布、SNSやWebメディアを活用した情報発信を実施します。地域向け・歴史ファン向け・ファミリー層向けなど、ターゲット層に応じたさまざまなWebメディアがありますので、目的にあったものを活用しましょう。ローカルなTV番組やラジオ番組に取材を依頼するのも一つの手です。
6.当日のスタッフを確保し会場の設営をする
イベントの当日は多くのスタッフが必要です。必要な役割と人数を割り出し、人材を集めます。地域住民の協力をあおぎ、地域の皆でつくるあげるイベントにすることもポイントです。タイムスケジュールや運営マニュアルを作成し、当日の動きをわかりやすく共有できるようにしましょう。また会場の設営については安全性を考慮し、必要に応じて専門の会社に委託をしましょう。
7.当日の運営をする
イベント当日は、来場者の動線確保や誘導スタッフの配置・感染症対策など、安全で快適な運営体制を整えます。大規模なイベントには、来場者の安全を守るための適切な対策が求められます。許可申請、警備体制、保険の手配など、手続きに抜け漏れのないように注意しましょう。
8.振り返りをする
イベント後には、振り返りを行います。来場者にアンケートをとり、よかった点や改善点を調査するとよりよいイベントにする材料になるでしょう。得られた知見は次回以降に活かし、継続的な地域活性化の施策として定着させることが理想です。
まとめ
地域活性化において戦国イベントは、地域の歴史や文化を再評価し、住民や観光客に伝えることのできる貴重な機会です。多くの人の注目を集めることができる戦国イベントは、地域住民が地域活性化に積極的に関わるきっかけとなるかもしれません。この記事を参考に、戦国イベントを企画してみてはいかがでしょうか。