2023年5月14日(日)、東京都練馬区の都立石神井公園とその周辺にて開催された「第36回照姫まつり」。そのイベントの一つとして、株式会社IKUSAが提供するアクティビティイベント「チャンバラ合戦」及び「戦国ワークショップ」を実施していただきました。今回は主催の練馬区商工観光課係長・杉山様に、イベント実施のご感想をインタビューさせていただきました。
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東京都練馬区で開催される「照姫まつり」
「照姫まつり」は、西武池袋線・石神井公園駅から徒歩15分ほどの場所に跡が残る石神井城にまつわる史実と、地域に伝わる伝説に親しみ、地域の活性化を図ることを目的として、昭和63年に第1回が開催されました。
令和5年度は45,000人の来場者を迎えたこの照姫まつり。地元に伝わる照姫伝説を題材にした舞台演劇のほか、豪華絢爛な時代装束や甲冑を身にまとった100人の演者が練り歩く「照姫行列」、地元の名品や練馬区友好都市の地方物産などの模擬店が出店し、当日は大いに盛り上がりました。
そのイベントの一つに、株式会社IKUSAの提供するチャンバラ合戦及び戦国ワークショップを、平成29年開催の第30回より導入していただいています。
練馬区商工観光課とは?
―本日はよろしくお願いします!照姫まつり主催の「練馬区商工観光課」。普段はどのようなことをされているのでしょうか?
(杉山様)はい、商工観光課には、主な仕事が3つあります。
1つ目は区内の商店街の活性化。2つ目は、「ワーナーブラザース スタジオツアー東京」のオープンや、NHK連続テレビ小説『らんまん』のゆかりの地として今盛り上がりを見せている練馬区の観光事業。
そして3つ目として、春の「照姫まつり」、秋の「練馬まつり」の運営です。私は“まつり係長”として、この「練馬区二大まつり」の仕事をしています。
―“まつり係長”という役職は今まで見たことがありませんでした!それほど練馬区さんはお祭りに力を入れているということなんですね。
節目の企画としての導入がきっかけ。以降ずっと続く人気イベントに
―「照姫まつり」にチャンバラ合戦を導入しようと思ったきっかけをお聞かせください。
(杉山様)今回の実施が初めてではなく、平成29年度開催の第30回からチャンバラ合戦・戦国ワークショップを導入しています。平成29年は練馬区独立70周年記念の年だったので、照姫まつりを例年より盛大にやろうと、歴史つながりのイベントを探していて興味を持ちました。チャンバラ合戦・戦国ワークショップは、導入以来ずっと続く人気イベントとなっています。
―どこに魅力を感じていただいたのでしょうか?
(杉山様)やはり歴史物というのが大きな点。そして、大人も子供も楽しめるというのも大事なところですね。またチャンバラ合戦では、一度の開催で100人、200人と多くの人数をイベントに引き込めるため、会場内でのお客さんの移動や分散を図れます。昨今の国内外での事故もあり、会場内警備に関してはナーバスになっているため、そのような面も期待しているところです。
―なるほど、そういった狙いもあったのですね。
昨年の反省を生かし、バージョンアップしたイベントを開催してくれたのは評価できるところ
―今回チャンバラ合戦・戦国ワークショップを実施し、その目的は達成できましたか?
(杉山様)大人から子供まで、幅広い年齢層が楽しめる大きなイベントを実施することで、来場者の満足度の向上を狙いとしていました。
そして開催後のアンケートを見ると、来場の目的や楽しかったイベントとして「チャンバラ合戦・戦国ワークショップ」の声をたくさんいただいております。IKUSAの皆さんの企画力に感謝しています。
また昨年の実施状況を踏まえ、今年はバージョンアップしてイベントを持ってきてくださったのもIKUSAさんのよいところかと思います。
コロナ禍で2年間の中止期間を経ての開催で人気が出過ぎてしまい、令和4年度は、戦国ワークショップに収拾がつかない程の行列ができてしまって、受付を中断する場面もありました。令和5年度はそれを踏まえて受付方法や場所を改善し、非常にスムーズな実施となりました。
―ありがとうございます!昨年度は途中で雨が降り始めたにもかかわらず、お客さんが全然帰りませんでしたね(笑)。
今年は受付誘導まわりに力を入れ、導線をしっかりと作りました。整理券、電子マネーの導入に加え、昨年度窓口が一つだったところをイベント毎に設けたことで、混雑せずスムーズに受付ができる体制を整えました。
満足度は100点満点!子供から大人まで楽しめる、なくてはならないお祭りの一部
―杉山係長の満足度をお聞かせください!
(杉山様)「照姫まつり」でのチャンバラ合戦・戦国ワークショップの存在感はどんどん大きくなっています。祭りメインの演劇や行列とはまた別に、なくてはならないお祭りの一部になっています。
スムーズな進行や予定数を超えた申し込みにもできる限り対応していただいて、大変満足しています。
―ズバリ、点数をつけるならどうでしょうか!
(杉山様)100点でよろしいかと!
―ありがとうございます!!
―実施の成果として、参加者さまのお声などがあればお聞かせください。
(杉山様)当日アンケートでもチャンバラ合戦、戦国ワークショップは高い評価をいただきましたし、受付もスムーズだったので文句のつけようがないです。
―IKUSAの方で実施したアンケートでも、お子様もちろん、お父様・お母様からも「久しぶりにガチになりました」というお声があがっており、楽しんでいただけたようです。
戦いに敗れて泣き寄ってくるお子様を尻目に、親御様が夢中になって刀を振る姿もよく見かけます(笑)。
来年以降さらに増えるかもしれない来場者。今後もIKUSAに相談していきたい
―今後、照姫まつりで挑戦したいことはありますか?
(杉山様)令和5年度は照姫まつり全体で45,000人の方にお越しいただきました。もしかしたら来年以降、もっともっと増えるかもしれません。それに対応するための会場づくりや新しいコンテンツ作り…来場する皆さまに満足していただけるように、IKUSAさんにはまたご相談したいと思っています。
―じつはこの照姫まつりで生まれたコンテンツがすでにあるんですよね。今まで戦国ワークショップというと、刀作りや流鏑馬射的などが人気でした。しかし「照姫まつり」では“姫っぽい”ものがないか?というご相談を受け、かんざし作りや万華鏡作りなどのコンテンツを、練馬区さんと一緒に作らせていただきました。これからも今後の課題に合わせて、多くの方が楽しめるものを生み出していきたいと思います。
全国どこにでも合う!IKUSAのさまざまなイベント・サービス
―我々IKUSAのチャンバラ合戦、どのような自治体様に合いそうでしょうか?
(杉山様)IKUSAさんはチャンバラ合戦・戦国ワークショップのほかにも、さまざまなコンテンツを展開していらっしゃいます。なので、合わない団体はないのではないでしょうか。
どこに行っても住民の方を喜ばせるような、ニーズに合うものを提案してくれるのではないかと思います!
―本当にうれしいお言葉をありがとうございます!株式会社IKUSAではチャンバラ合戦の他に、防災、SDGs関連のイベントなど、親子で社会課題を学べるコンテンツも提供しています。ぜひ全国の自治体様にお力添えしていければと思います。
−最後の質問になりますが、今後IKUSAに期待することをお聞かせください。
(杉山様)今後も多くの参加者を喜ばせる、安全で楽しいイベントをたくさん企画していただければと思います!期待しています。
―お応えできるように、今後も兜の緒を締め頑張っていきます!この度はありがとうございました!
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今回のように、地元の歴史にまつわるお祭りイベントの一つとしては、子供から大人まで気軽に楽しく参加できるチャンバラ合戦・戦国ワークショップが最適です。
チャンバラ合戦は、スポンジ製の刀と、「命」と呼ばれるボールを使った戦国合戦アクティビティです。刀を使って相手の肩についたボールを落とし合い、先に相手チーム全員のボールを落としたら勝利となるシンプルなルールで、子供から大人まで楽しめるのが大きな特徴です。
戦国ワークショップは、親子で歴史を学びながらその時代をものづくりを通して体感できるワークショップです。性別や年齢を問わず幅広く楽しめ、さらにその地域の歴史をテーマにアレンジも可能です。
これらのコンテンツを組み合わせながら、開催場所やその歴史をモチーフにしたイベントにカスタマイズすることで、楽しみながらも会場にまつわる歴史に興味を持ってもらうことに繋がり、地域活性に大きく貢献できます。
イベントの企画に悩まれている方、大人数でも楽しめて、ユニークで盛り上がる企画を探している方は、ぜひ一度、お気軽にIKUSAまでお問い合わせください。