大阪府

経営もキャンプもチャンバラ合戦も、大切なものは同じだと自然から学んだ話

キャンプ コミュニケーション スノーピーク チャンバラ 経営ビジョンキャンプ

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(出典元:Snow Peak|Fashion HR

 

「人生に、野遊びを。」
これはアウトドア用品製造販売メーカー、株式会社スノーピーク(以下スノーピーク)のスローガンです。

 

このスローガンが浸透しているのか、昨年2015年辺りから野外で時間を過ごしたり、遊んだりする姿をよくSNSで見ませんでしたか?

日本オートキャンプ協会が発行する「オートキャンプ白書2016」によると、2015年に車を使ったキャンプを1回以上楽しんだ「オートキャンプ参加人口」が810万人(前年比3.8%増)で、12年ぶりに800万人を超えました

 

この要因だと見られているのが「グランピング」です。
グランピングとは新しいアウトドアレジャースタイルので、「グラマラス(glamorous)+キャンピング(camping)」を組み合わせた造語
キャンプでも、テント張りや火おこしなどの作業を現地スタッフがサポートしてくれるため、気軽に快適なキャンプが楽しめます。

https://twitter.com/kotetsuferre/status/799232629962784769 https://twitter.com/AkachanGold/status/799817367828111360

 

また、「おしゃピク」というピクニックスタイルは、2016年にオシャレ女子の間でブームとなりました。
おしゃピクとは、「おしゃれなピクニック」の略です。カラフルなシートやかわいい食器、フラッグガーランドでおしゃれに飾られたピクニックを楽しむ姿を、公園や海またはSNSで目にした人も多いのではないでしょうか?

 

 

この記事を読んでいるあなたもこういった野外での活動を楽しんでいるかもしれませんね。

 

このような自然の中での活動は、個人単位だけでなく企業でも広まりつつあります。
例えば、愛知県岡崎市を中心に飲食店を展開するエイムエンタープライズ株式会社様が、社内キャンプを実施されていました(チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-も少しお手伝いさせていただきました)。
詳しいキャンプの様子は「大自然と、キャンプと、時々チャンバラ。」の記事へ。

 

今回は冒頭に登場したスノーピークとご縁があり、チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-を開催しました。
その舞台は、経営者層向けのビジョンキャンプ。このビジョンキャンプをイチ参加者としても体験した、チャンバラメンバー兼普段は京都市内で居心地の良い学習塾を運営している、キャンプ初体験の東海林がレポートします。

なぜ経営者層がキャンプをしながらビジョンについて考え、そしてチャンバラをするのか? 実はそこには共通点があったのです。

  【目次】
・本当に欲しいものを自分でつくるブランド・スノーピーク
・社員と一緒に外に出よう!スノーピークビジネスソリューションズが提案する新しい働き方
・チャンバラ合戦とスノーピークの出会い
・頭とカラダがフル回転!経営ビジョンキャンプのレポート
・キャンプでビジョンを考え、チャンバラするとわかること
・まとめ
・これまでの企業チャンバラの事例紹介
 

本当に欲しいものを自分でつくるブランド・スノーピーク

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(出典元:キャンプフィールド|snow peak
  アウトドア用品ブランドであるスノーピークは、若者がするものと捉えられていたキャンプを、自然の中で家族の絆を深めるための豊かな時間として捉え直しました。「自分達もユーザーである」という考えのもと生み出されるスノーピーク製品の特徴は、品質とデザイン性の高さで、熱狂的なファンが多くいます。また、徹底したユーザ目線を持つこともスノーピークの特徴で、その姿勢がsnow peak wayというイベントと本社の立地に現れています。   Snow Peak Wayは、スノーピークユーザーと社員が一緒にキャンプを楽しみながら交流を図るイベント。 キャンプ好きなユーザーとともに、既存製品についての話や、未来のアウトドア製品についての情報交換などが行われます。   SPW2015_MINOH_0001 SPW2015_MINOH_0215
(出典元:フィールドリポート|snow peak)  

スノーピークの本社が位置するのは新潟県燕三条市。 本社は5万坪のキャンプ場を併設しており、社員が日々自然と向き合いながら仕事をしています。こちらのオフィスは、優れたオフィスに対して贈られる賞を数々受賞。こんなオフィスで1度は働いてみたい!

ph_1405_01 ph_1405_02 (出典元:大成建設設計本部)  

スノーピークの詳しい歴史や仕事の哲学は、社長の山井太氏が書いた『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』をご覧ください。

スクリーンショット 2016-11-23 17.10.29 (出典元:Amazon.co.jp)  

アウトドア好きの憧れるブランド・スノーピークが、合弁会社として2016年7月に株式会社スノーピークビジネスソリューションズ(以下スノーピークビジネスソリューションズ)を創業。今回レポートする経営者層向けのビジョンキャンプは、スノーピークビジネスソリューションズの主催で開催されました。

 

社員と一緒に外に出よう!スノーピークビジネスソリューションズが提案する新しい働き方

スクリーンショット 2016-11-23 21.31.27 (出典元:snow peak BUSINESS SOLUTIONS)  

スノーピークとITベンダー会社のハーティスシステムアンドコンサルティング株式会社(以下、ハーティス)の合弁会社としてスタートした、スノーピークビジネスソリューションズ。同社の代表取締役を務めるのは、ハーティスの代表取締役である村瀬亮氏です。「心の通うITで企業の健全な成長を支援する」という経営理念のもとハーティスを経営してきた村瀬氏は、「企業の成長に重要なのは人と人との関係性だ」という持論を持っています。社員の生産性やチーム力を高めるために数々の研修やイベントを催してきたなか、2015年春にたどり着いたのがキャンプでした。

社内キャンプで使用する用品を買いに行ったときに、たまたま出会ったのがスノーピーク製品。その後、法人向けに3つのアクションを提案するスノーピークビジネスソリューションズが誕生したのは、スノーピーク代表取締役社長山井氏との出会いがきっかけでした。

 

「自然と、仕事が、うまくいく。」をスローガンにするスノーピークビジネスソリューションズは、以下の3つのアクションをまとめて「OSO / TO(Outdoor Small Office / Third Office)」と表現します。

  1. オフィスを変える(オフィスワーク)
2. 働く場所を変える(テレワーク)
3. つながり方を変える(リレーションワーク)
 

スノーピークビジネスソリューションズでは、OSO / TO研修の企画運営、OSO / TOセットの導入支援、OSO / TO体験の提供などを行っています。

 

こちらの動画は、横浜市で行ったアウトドアオフィスの実証実験の様子です。
テント内の会議を体験したのは、横浜DeNAベイスターズの皆さま。

https://www.youtube.com/watch?v=ZXTtyH3bjMc  

  • いい意味で無責任・新鮮な意見が出せる
  • アウトドアオフィスのほうがたくさん意見が出た

 

動画を見ると、このような意見が印象的で、体験された方の表情が社内にいる時よりも、柔らかくてイキイキしていますよね。

詳しいサービスはこちらの公式サイトをごらんください。
株式会社スノーピークビジネスソリューションズHP

 

10月27日に開催された、Oracle Cloud Developer Day 2016で村瀬氏が「アウトドアがもたらす豊かなアプリケーション開発の新世界」というテーマの講演に登壇した模様がこちら。

エンジニアを自然のなかに解放。「アウトドア開発」は何を生むか(外部リンク) スクリーンショット 2016-11-23 18.26.43

 

チャンバラ合戦とスノーピークが偶然出会った

経営ビジョンキャンプでチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-が開催されることになったきっかけは、チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-を生み出したNPO法人ゼロワン理事長の米田がスノーピークと出会った2016年7月にさかのぼる。

 

スノーピークめっちゃイケてるやん!

大阪梅田の街を歩いていた米田は偶然スノーピークストアを発見する。

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(出典元:スノーピーク ALBi大阪)  

店内で商品を手に取ると、「イケてるなー!かっこいいなー!」という感情が湧いたそうです。
そこで見つけたのが、先ほど紹介したスノーピーク社長山井氏の「スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営」という本。

 

早速購入して読み進めると、スノーピークのビジョンと考え方に、チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-のビジョン・考え方がとても似ていると気付きました。
「人生に、野遊びを。」をスローガンにするスノーピークと、昔の子供たちが野原で木の枝を手に駆け回って遊んだチャンバラごっこをヒントに生まれたチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-がつながったのです。

 

  • キャンプ場でチャンバラしたらおもしろそう
  • 同じキャンプ場に泊まっている家族同士でチャンバラしたら、自然とつながりが生まれるだろうな

 

直感でそんなことが思い浮かんだ米田は、「スノーピークにチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-を体験してもらおう!」と早速行動を始めたのでした。

チャンバラ合戦-戦 IKUSA-公式サイトはこちら

スノーピークビジネスソリューションズとのつながり

スノーピークのことを調べていくと、経営ビジョンキャンプの情報を見つけた米田
「このキャンプに参加してスノーピークのことをもっと知ろう。そしてチャンバラもちょっと体験してもらえれば、なにか可能性を見出してくれるかも」と考えて、すぐさま応募しました。

スノーピークビジネスソリューションズの担当者と連絡を取り合う内に、米田の周りにいる数人がスノーピークビジネスソリューションズとつながっていることが判明。そに縁を感じた米田は、キャンプを待たずしてチャンバラ刀を片手に、名古屋にあるスノーピークビジネスソリューションズ社を訪ねたのでした。

そこで経営ビジョンキャンプを取り仕切るスタッフの皆さんと顔を合わせて、実際にチャンバラを体験してもらったのです。するとスタッフの皆さんには好評で、米田もスノーピークとのチャンバラに手応えを感じたのでした。

 

経営ビジョンキャンプ@新潟でチャンバラ体験!

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スノーピークでチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-を開催する手応えをたずさえて、米田は新潟のスノーピーク本社で開催された第1回経営ビジョンキャンプに参加。
キャンプをやりたい気持ちはあったものの、実は今回の参加がキャンプ初体験だった米田。「この2日間でアウトドアの素晴らしさ、キャンプの楽しさ、人と自然につながれる雰囲気にすごく感動したよ!」と嬉しそうに語っていました。

キャンプにはもちろんチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-の刀と命を持参し、スキマ時間を活用して参加者にチャンバラを体験してもらいました。

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チャンバラで遊んだ参加者の社長たちは、全員が子供のように楽しみ笑顔になりました。その様子を見たスノーピークビジネスソリューションズの皆さんは、「経営ビジョンキャンプのコンテンツにチャンバラは合いそうだな」と、さらに手応えを深めたのでした。

このような流れで、第2回経営ビジョンキャンプからチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-がコンテンツに加えられたのです

体感型合戦研修-戦IKUSA-資料ダウンロードはこちら

頭とカラダがフル回転!経営ビジョンキャンプのレポート

スクリーンショット 2016-11-23 21.48.38 (出典元:snow peak BUSINESS SOLUTIONS

ここからはいよいよ11月16日〜17日に開催された、スノーピークビジネスソリューションズの経営ビジョンキャンプのレポートです。
以下の3点に注目してご覧ください。

 

  • 2日間のキャンプでどんなことが行われたのか?
  • 経営者層が自然のなかでなにを感じたのか?
  • 経営者層でもチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-は盛り上がるのか?

それでは、詳しく見ていきましょう!

 

舞台は大阪の箕面キャンプフィールド

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(出典元:キャンプフィールド|snow peak)   今回の経営ビジョンキャンプの舞台となったのは、スノーピークが運営する箕面(みのお)キャンプフィールド。 大阪の中心部から北へ40分ほど車で行くと自然を体感できます。キャンプ場は4つのサイトに分かれており、キャンプ用品(スノーピーク製品)のレンタルが可能で、気軽にキャンプが楽しめます。  

コンセプトが肝となる!チーム対抗テント設営体験

少し肌寒い晴天のなか、朝10時に会場へ集まる参加者。受付を済ませると2日間のキャンプで相棒となる、スノーピークのコップとカトラリーセットを頂きました。一つひとつの道具がおしゃれで嬉しくなります。 20161116_5420
今回は、開催地である関西からだけでなく愛知・鳥取・福岡・長崎と全国から16名の参加がありました。参加者が4名ずつの4チームに分けられ、まずは経営ビジョンキャンプの説明や自己紹介。IT・住宅・産業廃棄物・人材・ウェディング・デザインなどさまざまな業界の経営者層が集まりました20161116_2978
  午前中のメインコンテンツは、チーム対抗のテント設営体験です。 この場所に自分達の寝床を作るのですが、経営ビジョンキャンプで、普通にテントを設営するわけがありません! 設営ルールには、チームで競えるように、チームビルディングやコンセプト作りとなる仕掛けが隠されていました。 20161116_1543
チームを代表してテント設営方法のレクチャーを受ける参加者たち。初心者でも簡単に組み立てられるテントでしたが、抑えるべきポイントが多くしっかりメモをしないと設営方法をメンバーに伝えられないと、真剣にレクチャーを受けます。 20161116_4768
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レクチャー中のメモがこちら。 メモの書き方も、それぞれの個性や普段身を置く業界色が出て興味深かったです。ちなみにこのメモは、デザイナーの方のメモ。視覚的に見やすいですよね! 20161116_3754
レクチャーで持ち帰った情報を元に、チームでテント設営の作戦を立てます。評価基準となったのは、コンセプト・正確さ・スピードの3点です。この3点は、経営でも求められますよね。結果が審査されるため、真剣な話し合いが行われました。 20161116_3018
  テント設営では、協力して設営するチーム、個人個人で設営するチームなどそれぞれ特色が出ていました。「ペグが余った!」「次どうするの!?」「これで合ってる?」とテントを設営しながらコミュニケーションが自然と生まれますDSC_0075 DSC_0086
各チームの設営動向をスタッフさん(緑の男性)が細かくチェックし、作戦シートやメモと完成したテントを照らし合わせながら、講評と順位付けが行われるのでした。 20161116_1699 20161116_8727
小一時間でテントを設営し、身体が暖まってきた参加者の関心は次のコンテンツへと移っていきます。この時点で筆者はお腹ペコペコ。次はお待ちかねのランチタイム!  

3変化のスープランチとテント設営大賞の発表!

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経営ビジョンキャンプで提供された3食の食事は、すべてスノーピークビジネスソリューションズのスタッフの皆さんが用意してくださいました。「参加者でBBQや飯ごう炊さんをするのかな?」と想像していた筆者は、天候や参加者のテンションに合わせて用意されるキャンプ飯の素晴らしさに感動! ランチメニューはこちら。 肌寒い天気だったので、暖かくてしかも味が変わっていくスープ料理に、参加者の会話もはずみます。 20161116_2895   そして昼食後は、キャンプ設営体験の順位発表! 発表前には各チームから、作戦やコンセプトのプレゼンがあり、その内容も順位に反映されました。優勝チームにはスノーピーク製品のプレゼントが!うらやましかったです! しかし優勝チームが、チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-で他3チームから標的にされてしまうことは、まだ先のお話……(笑) IMG_3275  

ビジョンを浸透させるために経営者ができること|セミナー①

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午後のコンテンツは、スノーピークビジネスソリューションズとハーティスの代表取締役である村瀬氏と、土佐山アカデミーの吉冨氏のセミナーからスタート。 船井総研IT経営研究会の「従業員満足度/最優秀賞」を4度受賞したハーティスで、村瀬氏がこれまで行ってきた社員向けの取り組みや、吉冨氏と出会い活動を共にしているお話などがありました。何人もの社員を抱える経営者である参加者が、「自社で活かせることはなにかないだろうか」と貪欲に吸収しようとするため、引き締まった空気のなかセミナーは進んでいきます。   ここで村瀬氏からひとつ宿題が出されました。 「自社のビジョンをもとに、経営ビジョンキャンプで得たことから実行に移すことを3つ考える」という内容。キャンプ最後のコンテンツとして、この内容を発表する場があると伝えられました。  

心は子供、頭は大人で戦う!チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-

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午後2つ目のコンテンツは、チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-。今回はゲストを含めて20名弱と小規模の開催でしたが、その分密度の濃い戦いが繰り広げられました。キャンプ設営をした4チームがそれぞれ4色の軍へと分けられて戦開始! DSC_0151
最初は探り探りで戦っていましたが、徐々に戦いは激しさを増していきます。チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-では、どんな人でも子供のように夢中で駆け回り斬り合うことができるのです! しかし、今回は経営者層を対象とした合戦。それぞれが現場の「状況判断」の大切さに気が付ける、冷静な大人の頭を残していたのでした。 DSC_0125   そこで行われたのが綿密な軍議。普段から「経営判断」をしているからか、「どのようにすれば勝てるのか?」と、作戦を重視する戦法を採用。 DSC_0119
作戦が決まれば、あとはどれだけ実行できるかが肝になります。 例えば、この写真の黄色軍はバラけて戦うのではなく、しっかりと統率が取れている様子がわかります。ただし戦況は刻一刻と変化していくため、潮目を見ながら常に状況を判断して最善の策を実行していかねばなりません。この点がチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-と経営の共通点なのです。 DSC_0123
合戦が重なると、「調略・同盟」をする軍が現れます。 赤軍が指す方向は同盟の合図なのか?それとも戦う相手を扇動しているのか? DSC_0150
こちらは合戦の様子を撮影した動画。 指示の声が飛びながら、チームが離れないように戦っている姿がわかります。

 

チーム戦・大将戦・バトルロワイヤルと3パターンの合戦を数戦ずつ戦い、勝ったチームは決まって大喜び! 体験してもらえばわかりますが、作戦通りに成果が出たときは、本当にうれしいです!

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最後は皆さんで記念撮影。
ここまでの体験で、すっかり打ち解けることができました。これも自然の力とチャンバラの効果でしょう!

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リフォームの匠と芸人。仕事の原点は人!|セミナー②

チャンバラのあとは2人の講師によるセミナー。
1人目の講師はTV番組「劇的ビフォーアフター」の最多出演匠である、ASO SYILEアーキテクトスタイル代表 柴田 達志 氏。

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そして、2人目の講師は芸人Wエンジンのえとう窓口氏

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「なぜリフォームの匠と芸人が!?」と疑問に思うかもしれませんが、このお2人には深い関係があるのです。

 

2011年にえとう窓口氏の実家のリフォームを担当したのが、柴田氏。この縁で、柴田氏が番組で担当するリフォームには、ユンボ(ショベルカー)の資格を取得したえとう窓口氏が、助っ人して登場するようになりました。その後2016年6月にえとう窓口氏が自宅を購入・リフォームする放送で、再び柴田氏がリフォームを担当したのです。

柴田氏とえとう窓口氏のクロストークでは、お二人が担当したリフォームのお話や、1つのビジョンに向かって施主・匠・現場スタッフ・番組ディレクターの全員が作り上げたものを視聴者に届けるプロセスを伺いました。

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キャンプ飯の宴-UTAGE-とたき火を囲む語-KATARI-

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自然の中で頭と身体をフル回転させた初日の締めくくりは、スノーピーク製の快適なシェルター内での夕食「宴-UTAGE-」です。美味しいごはんとお酒を囲んで、仕事やプライペート、今日の出来事についての話はとても盛り上がりました。

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食事は、サラダ類からはじまり、身体が温まるスープ、豪華なステーキなど盛りだくさんで大満足でした! こんなキャンプ飯が毎日食べられたら、なんと幸せなんでしょう・・・(笑)

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その後、経営ビジョンキャンプの4日前にブログで結婚報告をされた、えとう窓口氏へのお祝いケーキがサプライズで登場

「匠には実家のリフォーム、新居のリフォーム、そしてぼくの人生のリフォームもして頂きました!」と幸せそうに語るえとう窓口氏に、参加者全員が幸せな気持ちをおすそ分けしていただきました。
詳しいご結婚の経緯はブログでご確認ください。

「結婚のご報告をさせていただきます!!」Wエンジンえとう窓口

こうして「宴-UTAGE-」で、お腹も心も満たされた参加者は、たき火の周りへ移動していくのでした。

 

お酒片手にたき火を囲んで「語 -KATARI-」がスタート。そしてだんだんと夜が更けていくのでした……。

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美味しい朝食でエネルギーチャージ!名残惜しい後片付け

チームで協力して設営したテントで一夜を過ごし、朝を迎えました。夜の寒さとは少し違うキリッとした肌寒さのなか、鳥のさえずりや日光の明るさで目を覚ましました。

朝食はあったかスープとホットサンド。

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ホットサンドは、スノーピーク製のホットサンドクッカーを使いたき火で焼いていきます。
焼きあがるのを今か今かと待ちながら、たき火を囲んで談笑する時間。参加者同士が丸1日の体験でかなり打ち解けたことを実感し、名残惜しさを感じました。

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朝食後は寝泊まりしたテントの撤収体験。設営に比べると撤収のほうがスイスイと進んでいくのが不思議です。

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さて、ここで気になるのが初日に村瀬氏から出された宿題。
「自社のビジョンをもとに、経営ビジョンキャンプで得たことから実行に移すことを3つ考える」の発表です。

この発表から参加者が経営ビジョンキャンプを通して得たものがわかりました。

 

キャンプでビジョンを考え、チャンバラするとわかること

参加者が順番に、「自社のビジョンをもとに、経営ビジョンキャンプで得たことから実行に移すことを3つ」を2分間で発表していきました

  • 社内でもキャンプをする
  • メンバーでコミュニケーションを取る機会を作る
  • ビジョンの共有についてもっと考えていく

多かったのはこのような行動で、なかには「チャンバラを社内でもやりたい!」というありがたいお声もいただきました。

参加者の感想を聞いて感じたことは、「人を大切にすること」でした。
自然のなかでビジョンを意識しながら、キャンプ体験とチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-をすることで、「会社にとって、なにより大切なのは人財だ」と改めてわかったのです。

 

多くの仕事は、経営者の想いだけではうまく進みません。
チャンバラ合戦 -戦 IKUSA-も、大将1人が意気込んでも勝てません。

普段、経営者として「会社を成長(成功)させるにはどうすればいいのか?」と常に考えて仕事をしている参加者が、「情報格差があるチームで、どうすれば円滑にテント設営ができるか?」、「チャンバラで勝ち残るには、どんな作戦で戦うべきか?」と考え行動する結果を、日常と重ね合わせれば自社の状況や社員の実態が、これまでとは違う角度で見えてきます。

また天候や状況などが刻々と変化する不確実性の高い自然の中で過ごすと、こちらが自然とうまく付き合うために柔軟な発想や新しい手段を手がかりに行動しなければなりません。自然から受ける刺激が、仕事に好影響を与えるとわかりました

 

「自然と、仕事が、うまくいく。」

経営ビジョンキャンプを主催するスノーピークビジネスソリューションズのスローガンが、ストンと腑に落ちたのです。

 

まとめ

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アルベルト・アインシュタインはこんな言葉を残しています。
「我々の経験で何よりも美しいのはミステリアスなことだ」

不思議で捉えきれないミステリアスな面が、自然と経営にはあります。パズルのように目の前のピースが必ずどこかにハマるわけではありません。ミステリアスな経営という仕事に常々向き合っている経営者だからこそ、自然から刺激を受ける時間が大切なのです

「自然と、仕事が、うまくいく。」を経験した参加者は、きっとまた自然に帰ってくるでしょう。次は自社の仲間を連れて。

 

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フルヤ金属様にてチャンバラ合戦を開催しました。年齢層は40代~60代のベテラン勢が多い戦ではございましたが、逆に盛り上がりました。。。なぜなら、この世代。こういうのめっちゃ好きな人が多いからです!

また合戦場でお会いしましょう!

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