理事長米田
NPO

よく間違われるスポーツチャンバラとチャンバラ合戦-IKUSA-の違い。剣道もあるでよ。

イベント スポーツチャンバラ ゼロワン チャンバラ合戦-戦IKUSA- 違い

チャンバラ合戦-戦 IKUSA-が誕生して早5年

どうも、NPO法人ゼロワンの理事長米田でございます。

 

理事長米田

 

最近絵が上手いと評判なので調子に乗ってまた描いてしまいました、お許し下さい。

 

さて、チャンバラ合戦-戦 IKUSA-という遊び・エンターテイメントが産み出されてもう5年ほど経ちますが、「めちゃくちゃ楽しかった!」「馬鹿にしてたけど参加したら180度印象が変わった!」「次はいつやるんですか!?」「ウチで出来ませんか!!?」など色々なお言葉を頂きました。

 

誕生から今までをずっと見てきた私は、そんな中でもよく出てくるなぁというワードがあります。それはタイトルにもある通り、、、「スポーツチャンバラ」です!!

 

「スポーツチャンバラ、めちゃくちゃ楽しかった!」「スポーツチャンバラ、次はいつやるんですか!?」「スポーツチャンバラ、ウチで出来ませんか!?」……という感じでお言葉を頂きます笑

 

SNS投稿

 

なんだったら、SNS投稿は「スポーツチャンバラ最高でした!(パチリ。IKUSAの刀と命を持って超笑顔の写真)」みたいな感じでバンバン拡散してくださっていたりします。

 

これって嬉しい、、、嬉しいのですが、超複雑な気持ちになります。
あと、怯えている気持ちもあります。

 

そろそろ間違えないで頂きたい…なぜなら……

本当に、本当に、、、何度も間違えられるので恐れ多いんです。スポーツチャンバラさんと我々は全く違う考え方やアイテムで活動しています。スポチャンさんのほうが断然歴史あるのですよ。規模も大きいし、海外展開だってしてらっしゃいます。

 

スポーツチャンバラ

 

Wikipediaより引用:
スポーツチャンバラ
とは、1969年、田邊哲人によって始められた[1]。日本において遊戯として存在したチャンバラごっこと小太刀護身道を基にし、エアーソフト剣という武器とアクリル製の面という防具によって安全性を確保した競技である。略称はスポチャン

 

我々は間違えられても嬉しい部分があるのですが、迷惑かかっていないかと心配。初期の頃は我々がスポチャンさんと間違えられてよく聞かれたのですが最近はあまり聞かなくなりました。もしかしたら今は逆にスポチャンさんがチャンバラ合戦-IKUSA-ですか?と聞かれて迷惑かけてるかもしれない。それは大変申し訳無いと思っています。

それから剣道をやっていた方がスポチャンと剣道の違いを非常にわかりやすくまとめてくださっています。全4回の連載もの?になっていますので、ぜひ見てみて下さい。

 

剣道とスポーツチャンバラ、その違いとは?先ずはスポチャンを調べる!

剣道とスポーツチャンバラ、その違いとは?先ずはスポチャンを調べる!1回目!
剣道とスポーツチャンバラ、その違いとは?更にスポチャンを調べる!2回目!
剣道とスポーツチャンバラ、その違いとは?まだまだスポチャンを知る!3回目!
剣道とスポーツチャンバラ、その違いとは?しつこくスポチャンを知る!ラスト!

 

ということで、剣道とスポチャンの違いは語ってくださっている方がいるので、私は「剣道・スポチャン・チャンバラ合戦-戦 IKUSA-」の3つの違いをわかりやすくまとめました。

 

しっかりと読んで頂きそろそろ皆さん間違えずにいきましょう。剣道やスポチャンさんに比べたら弱小のIKUSAなんか、、、目をつけられて偉い人から「やれ」って言われたらすぐに潰されますから!しかしこれも仕方なし……現代も立派な戦国時代ですから!(と思っている)
※実際スポチャン関係者の方が視察?なのか何かでご参加頂いた事もございます(もちろん攻撃などは全くされず平和な感じでしたよ!)

 

そもそも何が違うのか

絵が上手いと評判の私ですが、今回は理解を促進するために仕方なく画像を用いて説明することにします。これを見れば違いもバッチリ!

 

スポーツチャンバラとの違い

 

うーん、見やすい!



まずなんといっても、歴史の長さが違います。色々と調べていくと、、、「大正元年(1912)には”剣道”と言う言葉が使われた」という言葉がありますが、正直そう呼ばれる前から剣道はあったということで、日本刀が生まれた所から紐解いたりしているものですから、それを一から説明するのは……。
そして、「”スポーツチャンバラ”は、現会長である田邊哲人が1971年に「使術はすべからく護身から発達する」というテーマで、小冊子を刊行したときに発祥した」とあります。
一方、「NPO法人ゼロワンの“チャンバラ合戦-戦 IKUSA-“が生まれたのは2011年6月」と言われています。え、短っ!!しょぼ!チャンバラ合戦-戦 IKUSA-!

 

圧倒的母数とコンセプトの違い

歴史が長ければ勿論いろいろな事があり、文化的なこともありますし、どんどんと外に拡がっていきます。
現在のその差は歴然。敷居の高さとは必要な武具の費用や精神的な追求のレベル、関わる人の数など色んな要素から分かってきますが、やはり剣道をやるよりはチャンバラは圧倒的に気軽だなと思うわけです。


それが何故かというのは下記の理由になりますね。

 

ターゲットの違い 戦い方の姿勢の違い

簡単に言うと画像のように、まずターゲットが違います。

明らかな違いです。ほんまかいなIKUSAと言われますがホンマです。

また、勝ち負けに関しても個人差の力量や鍛錬の期間が剣道やスポーツチャンバラは非常に強く影響しますが、チャンバラはそれほど影響しません。所詮どれだけ強い人も多くの人に囲まれれば、刀で戦っている以上あっ!という間にやられてしまうからです。

 

戦う人数の違い

あっ!という間にやられる……ここに楽しさがあり、さらに大人数で戦略・戦術を立てて実行することによって勝敗が大きく変わることもまた大きな楽しみとなっているのです。(負けた人も笑って戦場からでていきますからね笑)
女性でも子どもでもご高齢の方でもチームワークと頭の使い方で大きく戦局を変えることができ、最後には味方どうしで手に手をとって楽しめるのが魅力だと、客観的にみても感じております。
これが“遊び”をコンセプトにしたよることの強みだなと思っています。



そんな所から気軽さという面で考えればチャンバラ合戦−戦 IKUSA-が最強でしょう。
勝っても負けても楽しい遊びなので、フラッと参加して知らない人と仲良くなって「お疲れ様でしたーまた別の戦場で会いましょう(笑)」のような流れですので。

 

いかにシンプルで容易で納得感のある決まりかが鍵のチャンバラ合戦-戦 IKUSA-

敷居の低さや楽しさを増幅させているのが、ルールの簡易さになります。

 

戦い方の勝ち負けや武器の違い

IKUSAでは不公平感がなく、言語も関係なく誰もがすぐに理解できて楽しく遊べるルールを追求しました。事実、そのお陰で海外の方にも非常に楽しんで頂けていますし、大人も子どもも垣根なく交わることができます。

 

よろしければ、、、
【安全より安心】チャンバラ合戦-戦IKUSA-が誰でも安心して遊べる4つの理由
をご参照ください。

 

ところで、みなさんは剣道の一本はどういう基準か知っていますか?

私も気になって調べてみましたのでその内容をご報告致します。


まず一本と言う表現は実は剣道のルールの中では使われません。
一本のことを正しくは有効打突(ゆうこうだとつ)と言うそうなのです。
ではその有効打突はどうやって審判は判断するの??ということですが。下記のように記されておりました。

 

有効打突は、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。

 

なんと難しいことか。。。これは敷居が高すぎるのと、判断も間違える可能性も大いにあるので、不公平感が残ることもありそうです。線引が明確で無い為に。
しかしそこは“武道”。道を極めし者達はそんなことは、「私がまだまだ修行が足りていないからだ」と自戒するのです。多分……。



武器の竹刀で思い切り叩かれたら痛いですが、それも修行です。多分……。

 

スポーツチャンバラさんも剣道と似ているが…

剣道をもっと気楽に誰でも安全公平に体験できるようにという所から生まれたと聞きました。上の画像ではスポーツチャンバラさんも審判が必要となっておりますが、サイトにはこう書かれています。

 

スポチャンの精神
元来このスポーツには審判はいらないと思っている。
「打たれたこと、負けたことを素直に認め合い、潔く、爽やかに相手を讃え合うこと」ができれば、その間には何の介入もいらない。それは〔自心審判〕と言って、自らを自らのために審判するのである。そしてその心にいたわりの心、更に他を認めるゆとりが生まれてくる。自覚はまず己自身の素直さを知る事から始まる。

 

ですが、実際は審判の方がいらっしゃらないと難しいなというのが感想です。
私もスポチャンを体験したことがあるのですが、エアーソフト剣は安全なので当たっても全然痛くありません。ゆえに、恐れずにかなり本気で振り回します。するとほぼ同時に両者に当たったりします。その判定は熱くなっていると、まぁ中々上記のようには難しい部分があったり、また有効打突の考え方はスポチャンさんにもあるので、そこも含めて審判の方が判断しないと難しいというところでした。



武器は沢山種類があり、本当に楽しいです。が、だからこそそれぞれの判定なども難しい部分があって、正式な審判がいるのかなとも思います。

 

遊びだからこその設計
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やはり、公平にかつケンカなんてしてほしくない。我々は世界一平和な戦をみなさんに楽しんで欲しいと思っています。戦のあとは宴で平和に……。



ですので、チャンバラでは命が落ちたら負けという明快な遊びのルールになっているのです。
自分が激しく動いて落ちても負けです。これは戦場で暴れると危険だからです。あくまで遊びですので、女性も子どもも楽しく遊べるように配慮した設計となっています。

 

やっぱり気になる費用の違いはどうなの??

みなさん、こちら気になるところでしょう。しかしこれを言うのはチャンバラ合戦-戦 IKUSA-が一番安いに決まってるんでしょ。だから言うんでしょという空気がweb越しでもモノスゴイ伝わってきますが……。



あえて言おう、、、そうです!チャンバラ合戦-戦 IKUSA-が一番やすいです!笑



まぁ事細かに言うのはあれなので、簡単に調べた内容をサラッと書きます。

 

  • 剣道:4万〜20万円くらい(入会費・月謝・武具・保険など)
  • スポーツチャンバラ:2万〜4万くらい(ソフト剣・お面の費用。※一番安い短刀45cmで8800円ほどでした)
  • チャンバラ合戦-戦 IKUSA-:イベント参加費1500円〜とうたっていますが、イベントによっては主催側から費用を頂いていて無料の場合もあります。

 

ご参考までに。

 

キミはサムライになりたいか?なりたいならば自分に合う所の扉をたたくだけ

それぞれに特徴がありますし、面白さの違いもあります。自分がどんなものを望むのかによって、どのタイプの刀を手にするのかが変わります。

 

チャンバラ合戦-戦 IKUSA-の刀

 

我々はチャンバラ合戦-戦 IKUSA-をやっているのでもちろんそれをプッシュしたいところではありますが、私個人としては全て経験したことあるので、どれも面白さと深さがあります。
本当に望むものの違いです。

 

良かったらそれぞれのリンクを貼り付けますので、皆さんお好きな所へどうぞ笑。

 

チャンバラ合戦の未来

実は我々はアプリや命の開発に着手しております。例えばゲームの様な大規模合戦ができたり、自分の戦歴が積み重なっていくと面白く無いですか??

 

IKUSAの未来

 

相変わらず私は画像を使って人にモノを伝えるのが得意ですね。

 

リアルとバーチャルを融合させることで、さらにアナログな繋がりや楽しさが倍増すれば良いなと考えています。もちろん、チャンバラ合戦-戦 IKUSA-はそれらが無くても抜群に楽しいのですが、新しい可能性を見出すため、0→1を生み出すために我々ゼロワンはチャレンジを続けていこうと思っております。

 

現在、実際にこれを実現させるためプロダクト開発やアプリ開発が進んでいるとかいないとか……。

 

新命の開発 マル秘

 

みなさま、ぜひとも今後もNPO法人ゼロワンおよびチャンバラ合戦-戦 IKUSA-を応援頂ければ幸いです!


NPO法人ゼロワン 理事長 米田真介



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